No.85 【久しぶりのシャルだよ！】 ページ43
さてさて、試験も終わったところでシャルに電話してアジトに帰ろ〜
って、このオーラは…
「ほほう、なかなか強くなったのう。」
「そういう会長もいい加減老いてほしいぐらいですよ。」
「相変わらず口だけは達者じゃのう。」
「会長も同族の癖に。そうやって本心を出さないところ変わらないですねえ。」
恐る恐る声がした方を見る。
ゴンたちも見て唖然としているっぽい。
「シャル！」
あそこまでネテロさん相手にできる人なんてそういない。
…いないんだけど、シャルだったら普通にできちゃうのが恐ろしい。
でもねー、そんなシャルが大好きなんだもん。
シャルに思いっきり抱きつく。
「あ、ナナ。試験終わったんだー。」
そんなことを言いながら頭をポンポンするシャル。
うん、優しいんだけどね、だけどねっ！
「なにやってんの！というかなぜここに？」
「ちょうど仕事で近く来てたのと、会長にハンターサイトのセキュリティー組まされてたのとで。
まああとは…」
笑顔で答えながら私を抱きよせるシャル。
「早くナナに会いたかったからかな。」
「…焼け死ぬ」
恥ずかしさでまたシャルの腕の中で暴れる。
「…お主ら、わしがいること忘れていないだろうな。」
冷や汗が出る程度の殺気を送ってくるネテロさん。
とりあえずシャルの中に潜り込んで逃げる。
「ナナ、なにやってんの。…それで隠れられてると思ってんのがやっぱりバカ。」
「でもシャルなら守ってくれるでしょ？」
そう言ってシャルに密着。
はー、あったかい。久しぶりだな〜この感覚。
ここにいれば絶対に大丈夫。そういう安心感がシャルにはある。
「もう…それ無自覚でやってるとかやっぱり天然。」
そう言われて、気づくと唇を奪われていた。
「おかえり、ナナ。」
「…ただいま。」
赤くなった顔を隠すように下を向く。
でも、それも全部お見通しなんでしょ？
そんなシャルがやっぱり私は好きで。ずっとこのままでいたい。
「で、その肩の怪我は？」
「すいませんでしたっ！」
やっぱりバレてたか…
笑顔で笑ってるのに怖い〜
「えっとー、ちょっとあのその・・・」
「すまないな、その怪我は私のせいだ。…シャル兄。」
「クラピカ…よかった元気そうで。」
気がつくと後ろから近づいていたクラピカ。
お、これはクルタと旅団、感動の再会⁉
No.86 【シャルとクラピカってなんかどことなく似てない？】→←No.84 【闇の世界の人間がキルアを掬い出すなんてできっこない】
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村蓮(プロフ) - クラピカと蜘蛛が和解出来て本当に良かったです…！！！主人公ちゃんとクラピカの仲が悪くならなくて本当に良かったです(泣)シャルとのイチャイチャもトキメキ過ぎてどうにかなっちゃいそうです…/// この小説を読むのが毎日の楽しみです♪ (2022年6月29日 5時) (
レス) @page50 id: 51c88eb12b (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 番外編で腹筋崩壊しましたwww 嗚呼、吹いたコーラの片付けしなくては... (2020年7月5日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年9月14日 12時
