No.71 【ポンズって毒使いじゃなければフツーの子だよね】 ページ29
はー、もう疲れたよーどっか休める場所プリーズ
あ、あんなところにちょうど良さげな洞窟がっ！
ここに潜んでたらそんなに気づかれないでしょ。
と、いうわけでこちらの洞窟に潜入することを決定！
あ、ここダメなやつやん！
奥にいたのは死んでるキモいおっさんと・・・ポンズ。
もうさっきからどうしてこういうのばっかり当たるかね⁉
ってか確かこの洞窟って・・・
「もう今年はあきらめた方がいいよ。」
あ、ポンズの声だー、かわゆい…とかじゃなくてっ
「この洞窟から出ようとすると蛇が襲ってくる。諦めて救助を待つしかないわね。」
試しに出口の方へ石を投げてみると…
あ、だめだこりゃ。ものすごい勢いで蛇が群がってくる
「・・・こんにちは、私ナナって言います。以後お見知り置きを！」
もうこうなったらゴンたちが入ってくるのを待つしかないっ
「・・・私はポンズ。よろしくね。」
「ねえ、ただ待ってるのも暇だし喋ってようよ。」
「ナナってポジティブだね。この状況で…」
「だって、ハンター試験きて初めて女の子にあったんだもん。」
「確かにこの試験男ばっかりでむさ苦しいわよねえ。」
「そうそう！もうここにいたのがポンズでよかったよ！」
なんておしゃべりしてかれこれ三時間・・・
「へー、ナナの彼氏さんか。なんか…大変そうだね」
「ポンズ⁉真面目な優等生タイプのこの私に手を焼くはずがないでしょ！」
「・・・本物の天然バカだ。」
・・・だいぶ打ち解けてきております。
打ち解ける方向がまたちょっとおかしいけどね！
「ねえポンズ携帯持ってる？」
「あ、持ってるよ！じゃあ番号交換しよっ」
「オッケー！この携帯に友達登録するの初めてかも。」
「…ぼっち系？」
「違うわ‼」
うう、ポンズも毒舌だった説浮上中。
「ねえポンズ、ポックルって・・・」
あ、ちょっとカマかけただけなのに。
うん、これは当たりだな。
「あ、やっぱり。ポックルのこと好きなんだ〜」
「もうナナのバカっ！」
「でも、そうなんでしょ？」
そう聞くと恥ずかしげにこっくりと頷くポンズ。
「いいじゃん言ってみれば。意外といけるかもよ？」
「で、でも全然そういうのじゃないかもしれないし。・・・迷惑かも。」
「大丈夫だよ。ポックルだってなんだかんだでポンズのこと気にかけてるし。」
そうなんですよっ、
これはくっつけたい！
No.72 【ポックルって何者なんだろ】→←No.70 【くじ運悪すぎて逆に笑える】
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村蓮(プロフ) - クラピカと蜘蛛が和解出来て本当に良かったです…！！！主人公ちゃんとクラピカの仲が悪くならなくて本当に良かったです(泣)シャルとのイチャイチャもトキメキ過ぎてどうにかなっちゃいそうです…/// この小説を読むのが毎日の楽しみです♪ (2022年6月29日 5時) (
レス) @page50 id: 51c88eb12b (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 番外編で腹筋崩壊しましたwww 嗚呼、吹いたコーラの片付けしなくては... (2020年7月5日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年9月14日 12時
