No.64 【私飛び降り自殺しても死なないわ】 ページ22
うっわたっかー
何ここ高所恐怖症の人への嫌がらせ用？
…なんて現実逃避はともかく、現在地はトリックタワーの上のところでーす。
「ナナ、ちょっと来て。」
「え、なになに？美味しいものでも見つけた？」
盛大にため息をつくみなさま。その中にもクラピカが。その顔は笑ってるのに悲しい顔で。
彼に心から笑ってほしい。そのために私は今ここにいる。
なーんてこと考えてたからかな。ちょっと足を踏み外して〜
「きゃぁぁぁぁぁぁ！」
はーい、トリックタワー上空何メートルあるかもわからないところから高速自由落下中！
ってどうしよう。これさすがに私でも危ないぞ。
よし、やるか！
刀をものすっごく長い鞭にして粘着性を持たせる。
そしてそれを思いっきり壁に叩きつけるっ
「バシンッ！」
おー、いい音。っじゃなくてこれでとにかく動きは止められたんだけど…
まあいっか。この高さならガードすれば問題ないでしょ。
「えいっ」
今度は普通に重心を整えて落下。これなら怪我せず着地できそう。
足を硬してガード。オーラ量が多いから硬するとほぼ無敵なんだよね〜
「とおっ！」
無事着地に成功！足へのダメージ0。ちょっと30秒正座して痺れた感じ。
「合格者第1号。ナナだな。とりあえず試験が終わるまでタワー内で待機してくれ。」
あ、試験官さんだ。ってもう私合格⁉
まあ確かに下まで降りたけどね。自由落下形式…
ごめんヒソカ、クロロ。3階の窓から飛び降りるぐらいでギャースー言ってたけど、
私タワーから飛び降りちゃった。人のこと言えませんね…
「あ、あの。試験が終わるまであとどのぐらいですか？」
「71時間と50分だな。」
「…待ってないとだめですか。」
「こちらとしてもここまで早く脱出出来る受験者がいるとは思わなかったのでな。」
「なんかすいません…じゃあ塔の中で寝てます。」
「命の保証はせんぞ？」
なにそれ、寝てたら命の危険がってなんのサバイバルだよ‼
てか私死なないし。帰ってくるって約束したからね。
「ハンター試験中に潰し合うなど日常茶飯事だぞ。寝ているなど格好の的。」
「大丈夫ですよ〜そう簡単にやられませんって。」
「そのぐらいわかっている。むしろ相手に気を使ってやれ。」
「…善処します。」
さーってまたもやいつのまにか終わってる事件が発生したので、私もう寝まーす！
さらばじゃ〜
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村蓮(プロフ) - クラピカと蜘蛛が和解出来て本当に良かったです…！！！主人公ちゃんとクラピカの仲が悪くならなくて本当に良かったです(泣)シャルとのイチャイチャもトキメキ過ぎてどうにかなっちゃいそうです…/// この小説を読むのが毎日の楽しみです♪ (2022年6月29日 5時) (
レス) @page50 id: 51c88eb12b (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 番外編で腹筋崩壊しましたwww 嗚呼、吹いたコーラの片付けしなくては... (2020年7月5日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年9月14日 12時
