No.58 【豚の丸焼きってレシピも何もないよね】 ページ15
うう、こうなることならマチに料理習っとけば良かった。
二次試験が始まって無事ゴンとかクラピカとかとも合流できて順調！とか思ってたんだけどね。
…料理、やったことない。
まさかの二次試験の課題が料理とは。
いや、知ってたんだけどね。普通にピンチだわ。
「ナナー、あっちの方に豚の群れがいるよー。」
うん、知ってる。だって私円できるし。ってかあんな気配丸出しで気付くなって方が無理。
「ん、ちょっとまってー。」
そう言ってみんなのいる方へダッシュ。
「はい、到着！んで、かわいいブタさんはと…」
周りを見渡すとすでになんか地獄絵図。
アホな奴らは正面から特攻して吹き飛ばされてる。
ふっ、だが私は奴らの弱点を知っているのだよっ！
「みんな奴らの弱点は・・・」
「おいゴン。こいつら額が弱点だ！」
「・・・キルア。被せるの禁止で。」
「悪い悪い。ナナだとついやりたくなっちゃうんだよなー。」
「性格悪っ！」
「まあまあ二人とも。今は試験中だから。」
ゴン様の仲裁で一応止まりましたが…
キルア、最近性格悪いな！
さあこの怒りをブタさんへ！
「おりゃっと！」
思いっきり鼻を殴るとそのままお亡くなりに。
…私ってこいつらの鼻越しでも殺せるぐらい力あるんだ。オーラ込めてないのに。
「ナナ、君は一体何者なんだ。
あの刃物でも傷一つつけられない鼻を殴ってダメージを与えられるとは…」
「私もよく分かんないんだよね。」
「・・・もういい。諦めた。」
「えっ、クラピカ⁉いいんだよ諦めなくてっ」
そう言うとレオリオに肩を叩かれた。それもかわいそうなものを見る目で。
っ私、さすがに傷ついちゃうよ！
「ぶー、もうみんなひどい。いいもんねーだ。サクッと焼いてサクッと合格してやる！」
えっと、火を起こしてー。あーめんどい、フェイにライジングサンでもやってもらいたいわっ
まあ焼けばいいんでしょ
って、豚燃えてるんだけど！どーしよ。とりあえず火事は初期消火が大事っ
というわけでドバッと水をかけまーす。
…まああんだけ燃えて生ってことはないでしょ。これ提出しよっと。
「へーい。豚の丸焼きいっちょあーがり！」
「ふーんやっと料理らしいものが出てきたじゃない。」
ん？どゆこと？
今試験官さん料理らしいって言った？
え、これ受かるんじゃね？
やったー、なんか知らんけど私の時代が来たー！
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村蓮(プロフ) - クラピカと蜘蛛が和解出来て本当に良かったです…！！！主人公ちゃんとクラピカの仲が悪くならなくて本当に良かったです(泣)シャルとのイチャイチャもトキメキ過ぎてどうにかなっちゃいそうです…/// この小説を読むのが毎日の楽しみです♪ (2022年6月29日 5時) (
レス) @page50 id: 51c88eb12b (このIDを非表示/違反報告)
勿忘草 - 番外編で腹筋崩壊しましたwww 嗚呼、吹いたコーラの片付けしなくては... (2020年7月5日 14時) (レス) id: a69079c5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんごぱんだ | 作成日時：2017年9月14日 12時
