【H×H】彼女が蜘蛛の中枢にいる理由 〜ハンター試験編〜

No.81 【ヒソカって本当になんなの】 ページ39

ねえこれさー、他の試合はともかくクラピカVSヒソカの試合ってどうなるの？



あれの決着ってヒソカが旅団の情報をバラすって言って終わってたけど…

もうクラピカ旅団の情報とかいらんでしょ？




あー、これ図らずもトーナメントむちゃくちゃにしちゃった系かな…




とかそうこう思ってるあいだに問題の試合、スタート。







私に抜かれた血も復活したようでプチ戦闘狂モードのヒソカ。

それに対し冷静にヒソカの攻撃を受け流すクラピカ。








・・・いくら手加減してると言ったってかなりいい線言ってると思う。







でも、それでも私みたいに反則級の策略でも仕掛けない限り勝てないよ。クラピカ。








「くっ…」







ヒソカの打撃が的確にクラピカの内臓を痛めつける。





それじゃあ条件を確認しよう。





太陽は出ている？ーーYes

私の体調は万全？ーーYes



そして最後の一番大事な条件。







クラピカは私の仲間？ーーYes







よし、条件クリア。これでクラピカがこの試合でどれほど大怪我を負っても大丈夫。

私が治してあげる。





心置きなくやられてきていいよ。全部完璧に治してあげるから。






仲間なら当然でしょ？






「もうわかっただろう。今のキミとボクには圧倒的な力の差がある。諦めなよ。」
「っ誰が貴様のいうことなど！」







ヒソカにダメージを与えられ続けてもう心も体もズタズタなはずのクラピカ。

それでも立ち上がるのは単に逃げたくないから。






「その精神力。伸びしろのある戦闘技術。まだまだ君は熟れてないね。
…仕方ないな。ここで食べてもまだ美味しくなさそうだし今回は引いてあげる。

でもその代わり…美味しくならなかったら許さないから。」

「何を言っている！」
「参った、ボクの負けだ。」



「勝者、クラピカ！」




「貴様っ、何をなめきったことを！」
「ボクは熟れた後の君に興味があるから生かしておいた。ここで殺すのはもったいないだろう？」





・・・理由がヘンタイ。

でもまあやっぱり大元の話は変えようと思ってない限りそう変わらないことがわかった。






これで確定した。

キルアは確実にこの試験を不合格になる。






イルミとの戦闘はもう避けられない。






でも私、ちゃんと見てるから。見た上でキルアを信じてあげられるから。

君はゴンの隣にいるべきだってね。






さて、クラピカの治療に行きますか。









本当にヒソカ性格悪すぎ。

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