霞柱と氷の歌姫 第二ノ歌

ネッチネチ ページ30

貴方side

貴『ねえ、炭治郎、禰豆子ちゃん。あの子達仲直り出来たかな？』

コクンッ！

禰豆子ちゃんは元気に頷いてくれた

炭「出来たよ、こんなに素敵な友達が最後に出来たんだもん。」

ありがとう…！
感動のシーンなんだけどさあ！
さっきからネチネチな気配を感じるんだよ。
行ってみましょう！

小芭内「ふぅん、そうかふぅん。陸ね、一番下だ上弦の。陸とは言え上弦を倒したわけだ。実にめでたいことだな。陸だがな。褒めてやってもいい」

ドーン！

みたいな感じで言ってますけど相変わらずねちっこいなあ！

貴『来るんだったらもっと早く来てくれないですか？鏑丸君相変わらずかわいいねえ！』

鏑丸君に罪はない。まじでかわいい。

小芭内「Aか。宇髄ほど傷はないんだな。そうだろう鏑丸は可愛いだろう。」
天元「つーかお前に褒められても嬉しかねんだよ。Aに褒めて欲しい」

変態だああ！
嫁はどこ言った！

小芭内「宇髄、そこまでの傷を負って復帰まで何日かかる。ただでさえ若手が育っていないんだ。早くしろよ？時透やAのように若く柱になれる奴も少ないんだ」
天元「まあ出来るだけ早くはするよ。」
貴『それと若手はきちんと育ってますよ。』

私が若手なんて言える口じゃないんですけど。

貴『小芭内さんの大っ嫌いな若手が』
小芭内「まさか、生き残ったのか？竈門炭治郎が」

ええ、まあ余裕のよっちゃんで生き残ってますよ。

貴『早くお館様に報告しましょうよ！五体満足ですよみんな！』

それが本当に嬉しいことだ！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
吾樹人side

珍しいなあの方からお呼び出しされるのは。
つまり…上弦の鬼はやられたんだね。

玉壺「いやはやお元気そうで何より…90年ぶりでございましょうか？」

俺は知らないな。
数年前に鬼になったばかりだから。

半天狗「呼ばれたのは百三十年ぶりだ…不吉な数字…奇数！恐ろしい恐ろしい…」

奇数って怖かったか？

吾樹人「よう、猗窩座。相変わらず暗い顔してんな」
猗窩座「吾樹人…」

こいつ俺のこと嫌いなのか？
青筋浮かんでるけど

吾樹人「童磨も久しぶりだな」
童磨「吾樹人殿、二年くらいで久しぶりなんて言うんだな！」

こいつはいつも笑っている。
表情筋が上弦の前じゃ死滅している猗窩座とは大違いだ

ゴパ

猗窩座「俺に…いつまで触っている」

うーん、いい拳だな。
癪に触るからこれ以上は言わないようにしよう。


吾樹人さんは一応加減は知っていますby:作者

上弦の零じゃなければ→←友達 注意:捏造あり

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す