霞柱と氷の歌姫 第二ノ歌

鬼いちゃん ページ22

貴方side

貴『やっぱり貴方上弦の鬼じゃないでしょ。弱すぎる』

猗窩座と比べたら弱すぎる。
けどそれは妓夫太郎が出現する前の話であって妓夫太郎が出てきたら絶対に手こずる。

ギョッ

堕姫「本当にアタシ上弦の陸だもん！本当だもん！数字だってもらったんだから！アタシ凄いんだから！」

物凄く説得力が無い…

天元「だったらなんで頸斬られてんだよ。脳味噌爆発してんのか？」

脳味噌爆発…

堕姫「うわああん！頸斬られたあ！頸斬られちゃったああ！お兄ちゃああん！」

ズズズズズ

なにあれグッロ。
体から体が出てきてる。やっば。よくそんなこと出来るね！

妓夫「泣いたってしょうがねえからなぁ。頸ぐらい自分でくっつけろよなぁ。お前は本当に頭が足りねえなぁ。
お前らはいいなぁ、その顔いいなぁ。」

攻撃が来る！速い！
避けきらないと！


妓夫「お前らいいなぁ。殺す気で斬ったけどなぁ。いいなぁお前ら。いいなぁ。」

速い。
予想以上に速い。
しかも傷が治りきっていないから肋が少し痛む。

貴『天元さん大丈夫ですか？』
天元「地味に心配すんな。大丈夫だ」

頭から血が出てるけどあのくらいだったら呼吸でなんとか出来るよね。

妓夫「妬ましいなぁ、妬ましいなぁ、死んでくれねえかなぁ。そりゃあもう苦しい死に方で生きたまま生皮剥がれたり腹を掻っ捌かれ…『やめて…。耳が痛すぎて死んじゃう』

いやいや怖いよ！？
妬ましい妬ましいって東○のパルシィかよ！
嫉妬を操る程度の能力なんですかあああああ！

天元「耳が痛すぎて死ぬって！派手でいいじゃねえか！」

ゲラゲラ笑ってるんですがマジで耳痛かったかんな？

堕姫「アタシ一生懸命やってたのに！すごく頑張っていたのよ一人で！
それなのにねぇ、みんな私の邪魔をして寄ってたかって虐めるのよ！」

被⭐害⭐妄⭐想(キラーン)

妓夫「そうだなぁ、そうだなぁ。そりゃ許せねえよなぁ、俺の可愛い妹が足りねえ頭で頑張っているのを虐める奴は皆殺しだ。」

お兄ちゃんしっかりしてぇ！
その子被害妄想してるだけよ！

妓夫「妬ましいなぁあ お前本当にいい男じゃねぇかよ なあさぞや好かれて感謝されることだろうなぁあ」
宇髄「まぁな俺は派手で華やかな色男だし当然だろ 女房も三人いるからな」
妓夫「」
妓夫「お前女房が三人もいるのかよ ふざけるなよなぁ！！なぁぁぁ！！許せねぇなぁぁ！」

私達の代弁者！
マジで女房三人いるのは妬ましい！
パルパルパル

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