霞柱と氷の歌姫 第二ノ歌

ヒノカミ神楽 ページ18

炭治郎side

炭「A！その中に鯉夏花魁が！」
貴『わかった助ける。下で待ってて』

Aが来てくれた。
鯉夏さんを助けると行ってくれたし俺じゃ足手まといになる。
言われた通り下で待って隙があれば鬼の首を斬ろう。

『氷の呼吸 肆ノ型 青薔薇 ”散“！』

すごい！彼奴の帯をすべて斬った！

堕姫(上手く鯉夏の所だけ切り離したね。此奴を食えば私は更に美しく、強くなれる！)

堕姫「…喧しいわね塵虫が。なんの音よ何してるのよ？
どこ？荻元屋の方ね。それに雛鶴…」

何かに気づいた！俺は全く気がつかないのに…！これが上弦の鬼…
けどAもすごい！刃毀れ一つしていない。俺がさっき呼吸で受け流していたら確実に刃毀れしていた。
やはり俺は水の呼吸に適した体ではないんだ。
だけどその為に修行してきた。煉獄さんの言っていたことを思い出せ！燃やせ！心を燃やせ！

また彼奴の血鬼術が来る。

『ヒノカミ神楽 烈日紅鏡！』

斬れた！
刃毀れしていない！
通じるんだ！

『ヒノカミ神楽 幻日虹』

見えた。
隙の糸だ。

『ヒノカミ神楽 火車！』

行け！行け！
斬れる！

堕姫「遅いわね、欠伸が出る」

！
隙の糸が切れた！
来る！

『氷の呼吸 漆ノ型 七色の氷撃 ”乱”』

覚悟して目を瞑っていたが、不思議と痛みは感じなかった。
目を開けてみると目の前にはAの端正な顔が見えた。
横抱きにされているんだ…
恥ずかしい！

貴『大丈夫！？早く呼吸で回復して！次がすぐ来る！』

ドッドッドッド

ヒノカミ神楽を連発した反動が来た！
早く立て直せ！
回復の呼吸！

よし、回復できた。
Aの援護があってだけど上弦とも戦えてる！

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
貴方side

堕姫「柑菜、やっぱりあんたは戦う姿も極めて美しいね」

無数の帯がこっちへ向かってくる。

堕姫「他の男に取られるよりも私に食べられなさい！」

これ食料庫行きだね。
避けるか…？
いや、捕まったほうが好都合かもしれない。
ここで炭治郎を守りながら戦って天元さんがくるのを待つよりも、食料庫に行って呼んできたほうが断然早い

貴『炭治郎！天元さん呼んでくるから少し持ちこたえてね！』
炭「！わかった！」

帯の中に入れられた。
其の儘私は帯を伝って食料庫に来た。
一応抵抗すれば市議に抜け出せた

貴『気持ち悪！なにこれ帯に目と口がついて「どけー！銀髪女！」

びっくりした！伊之助か…

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