珠世 ページ12
骸side
この前蝶屋敷で寝落ちしてすぐにAが任務へ行っちゃったみたいね。
まあ、どちらかというと好都合なのだけど。
…ん？口調がおかしい？
いや、これが普通なんだけどあの子に悟られないようにわざとこうしてるの。
あの子っていうのは…内緒ね♩
今私はお館様に頼んで珠世さんって人のところに向かっている。
なんとなくだけど今の状況は把握できている。
あの子曰く胡蝶さんは毒を摂取して上弦の鬼を倒そうとしている。
私もそのくらい体張らなきゃね。
珠世さんにお願いして私の体全体に毒を仕込んでもらう。
私の旦那を倒すために…
あの子には辛い思いをさせてしまうかもしれない。
けどあの子は無一郎くんと幸せになってほしい。
だってあれ俗に言う両片思いの状況よ？
鴉「着きましたよ、骸さん…いや、氷音さん。」
氷音「ありがとう」
お館様の鴉が案内してくれた。
戸を叩いてみる
しばらくすると戸が開いた。
珠世「いらっしゃいませ…彼から話は聞いています。本当に良いのですね？」
氷音「はい、あの子には辛い思いをさせてしまうけど、これは私の責任なので。」
珠世「そうですか…愈史郎、彼女を部屋へ。」
愈史郎「畏まりました！珠世様」
そう言って部屋に案内してくれた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
貴方side
悲しみに耐えられなくなって私は玄関でうずくまり泣いていた。
無「A…胡蝶さんの所へ戻るよ。立てる？」
貴『うん…大丈夫』
泣いている場合じゃない。
もっと強くならないと。
私達は山を降りて蝶屋敷に戻った。
貴『絶対に怒られるよね…会議無理矢理離脱したんだもん…』
無「特に胡蝶さんは怒ってるだろうね。」
嗚呼、怖い…
貴『行くよ？本当にやっていい？』
無「いいから早くやんなよ」
ノックしてみる。
しのぶ「入っていいですよ」
ああああああああ！声が怒ってらっしゃる！
て、無一郎いないし！
任務あったから仕方がないとは思うけど無言で！？
貴『たたたた只今戻りましゅた。』
うわ、めっちゃ噛んだ。
しのぶ「A、其処に座りなさい」
貴『…はい』
この後2時間ぐらい長ーい説教が待ってました。
…泣いていい？
…そうだ、杏寿郎さん家に帰るんだよね。
よし、抜け出して一緒に行くか。←
そーっと、気配を消して最小限の動きで…
よし、行ってきまーす！
無事館を抜け出せることができました！
貴『杏寿郎さーん！』
確か炭治郎も一緒に行くって言ってたよね。
修羅場になりそう…
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氷華 - カナリアさん» ありがとうございます！更新頑張ります！そちらの作品も読んでみますね！応援ありがとうございます！ (2019年9月23日 7時) (
レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2019年9月21日 22時) (レス) id: 0cf1c80018 (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 夜さん» ありがとうございます！早速聞いてみてリピートしてます！ミクちゃんいいですよねえ！私はウナちゃんと一緒に歌ってるミクちゃんが好きです！ (2019年8月28日 8時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - お疲れ様です！私は初音ミクの「千本桜」と「六兆年と一夜物語」っていう曲が好きです!（知ってるかな?）無理はしないでくださいね! (2019年8月26日 22時) (レス) id: 3d6828cd0d (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - リリさん» ありがとうございます！英検が終わったら更新ペースを何が何でも上げますんで楽しみにしていてください！ (2019年8月26日 11時) (レス) id: fcd789ed98 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶯谷緑 | 作成日時：2019年8月8日 10時
