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性格:話してみれば、誰に対しても明るい性格をしているのだが、まず森に入った時点で殺されるので話すことは難しいとされる。


気に入った人間と話したりする時も、木の枝に座り、足をぶらぶらさせながら適当に

『うん』『へー』『あっそー』

等と適当に返事をするような自由気ままな一面が強く出ている性格であり、真剣に話すことはほとんど無い。


堅苦しい雰囲気が苦手であり、基本は初対面だろうがなんだろうが気軽にタメ口で接しることが多く、常識が無いと思われ勝ち。

だが本来なら100年以上生きているため、誰よりも常識があるからこその、一周回って今の彼女が出来上がったのである。


表情は豊かな方であると言えるだろう。
言葉でも、表情でも自分の心情を現すため、彼女話しているだけで、彼女の気持ちの大体は理解出来るだろう。

これは、嘘が付けないという事でもあり、彼女が口にする言葉は全て本心、本当の事を言っていると言う事になる。

彼女が

『約束破ったら貴方の命は無いから』

と脅せば、約束を破れば本当に彼女に命をとられると言うこと。
彼女にジョークが通じても、彼女がジョークを言う事は絶対に無いのである。


だが、絶対に人前では泣かず、泣く時は一人で夜に森の奥で泣くと、プライドも少しはあるらしい。


普段は、適当に森を散歩したり、生き物達と遊んだりしているような、本当に大人しめ。

可能性はとても低いのだが、人間が森へ入ると一変。
彼女にとって人間は、森や生き物に危害を加える存在、つまり彼女からしたら悪魔のような存在なのだ。
とにかく今の暮らしを壊されたくないため、片っ端から殺していく。

周りや自分のためなら人を殺すことだってやってのける。一種のサイコパスとも呼べるだろう。

人を殺すことは悪いと思いつつも、自然や生き物達と静かに暮らすためには…。とどちらかと言えば他人より自分の意見を優先しがち。

入ってくる人間が悪い、私は別に悪いことをしたわけでもなく、森や生き物達を悪魔から守っただけ。という事も心の何処かで思っており、悪気があまりない事から、彼女が面倒な怪異と言われる理由とも言えるだろう。

|→←霊<百物語抗争>



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作者名:魑魅 零 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/SudamaRei21/  
作成日時:2020年11月6日 7時

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