豆腐屋のあの子

７話 ページ9

時透side



買った豆腐を家に置きに行く時間がなかったからそのまま柱合会議に行くことにした



あの子と別れてもう何時間もたつのになかなか心臓の音が静かにならない



「(冷静に、冷静になるんだ僕)」



お館様の屋敷に向かう途中、煉獄さんと宇髄さんに会った



「(あぁ、最悪だまだ冷静になっていないのになんでよりによってこの二人と会うんだろう)」



「よもや！時透ではないか！一緒に屋敷に向かおうではないか！」



「オイ、時透どうしたんだ？派手に心臓の音がうるさいが」



冷静さを保っていたはずなのに秒でばれてしっまた



「い、いや、別に何もないよ」



「時透、その袋の豆腐は桐ヶ崎豆腐屋の豆腐か？」



「えっ、、そうだけど、、、なんで知ってるの？」



なぜか知らないけど煉獄さんが鬼殺隊の中で僕しか知らないはずの豆腐屋を知っている



「よもや！その話は長くなりそうだから柱合会議が終わってから話すとしよう！」



「(なんで長くなるんだろう？)」



煉獄さんとあの子の間になにかがあるのかただ豆腐を買っただけなのかが気になった



「オイ、お前等この俺様を派手に置いてけぼりにして話を進めんじゃねーよ！」



「なら、宇髄も後で俺達の所に来るがいい！、、、いいか？時透！」



本当は嫌だけど断っても絶対に来るからもういいや



「別に、、、いいけど、、その代わり、僕にお昼御飯奢ってよね」



「おぉ!派手にいいぞ！なんでも奢ってやる！」






早く煉獄さんがなんで知ってるか聞きたいな







ｽﾞｷｯとするこの心の痛みはなんだろう？

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