豆腐屋のあの子

【番外編】誕生日 ページ20

Aside




無一郎と結婚して二年過ぎた




いつものように家事をしていると、急に吐き気がしてきた、すっぱいものが急に食べたくなる




おかしいなと思ったからしのぶさんの所に行った




「これはAさんではありませんか、どうしました？」




『えっと、、、最近吐き気がしたり急にすっぱいものが食べたくなるんですよ』




「Aさん、月の物は最近来ましたか？」




そういえば最近来てない




『三ヶ月ほど前でしょうかね』




「Aさん、妊娠してます！おめでとうございます！時透さんに伝えなくては！」




あと二日で無一郎の誕生日だったような、、、




『しのぶさん！それはやめてください！』




「どうしてです？」




『あと二日で無一郎の誕生日なんです、その時に伝えます！』




「サプライズですね！それは良い考えです!頑張ってください！」




『はいっ！』









「A、最近しんどそうだけど大丈夫？」




『うん、心配しないで無一郎、大丈夫だよ！』




明日まで内緒にするんだ！頑張れ私！









『無一郎！誕生日おめでとう！』ニコッ(*^-^*)




「ありがとう！A！」ｷﾞｭｯ




よし！今、今言うんだ私！




『あのね、無一郎、プレゼントはここ』




私は無一郎の手を取り自分のお腹に当てる




「、、、ホント？本当に！A、気分悪くない？大丈夫？ねぇ、本当に大丈夫？」




しつこく大丈夫かと聞いてくる




『大丈夫だよ！心配しすぎ！』




「俺達、親になるんだね、絶対に平和な世にするから、元気に産まれて来てね」









無一郎の顔を見るともう父親って顔をしていた





どんな父親になるんだろう？





楽しみだな〜‼

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