第14話 ページ16
日記はここで終わっていた。が、何か紙が挟まっている｡それを不思議に思いながら開く。俺は､目を見開いた。
gt｢俺の…イラスト…｣
いつ描いたのかは分からないが、俺に渡すつもりで描いて居たのだろう｡『いつもお疲れ様』というメッセージ入りだ。
gt｢色遣い､綺麗だな｣
俺は、早くAに会いたいと思い一旦そのイラストを丁寧に挟み、日記を閉じた。そして､ある人のスマホに電話をかけた。
gt｢もしもし?あろえ?｣
ar｢んー、え、ぐっち？どしたの､急に｣
gt｢なぁ、中3の時俺らのクラスにAって子と美彩って子のペアおらんかった？｣
俺は､中3の頃同じクラスだったあろえに聞いてみた｡
ar｢え？俺の記憶曖昧だからあんま覚えてないけど…とりま卒アル見てみるわ｣
gt｢ちょっとよろしく｡一旦切るわ｣
ar｢え？あ、｣
俺は、次にたらこに連絡した。
tr｢もしもしー？どしたのぐちさん｣
gt｢なぁ、そっちにA居ない?｣
tr｢来てないけど…てかそもそも俺の家知らんくね｣
gt｢とりま見てないんだな?｣
tr｢見てないよー｣
gt｢おkありがとう｣
たらことの通話を切り、最低限の荷物を持ち外に出た。
gt｢…クッソ、可能性のあるとこ回んなきゃ行けねーのか…何処だよ…｣
その時､あろえからLINEが来た。
ar｢ぐっち、中3の時のクラスにそのAと美彩って子居たよ｡あと卒アル見て思い出したんだけどさ、美彩って子…｣
俺はそこで気付き、思い出した。あの日記にもあった通り､10年前の今日､Aと仲が良かった美彩は…｡
とりあえず､｢ありがと助かる｣だけ送って俺は走り出した。
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らっぴょこ(プロフ) - 分かります…本人様方が決めたことだから応援したい気持ちもあるんですけどやっぱり気持ちが追いつかないっていうかなんというか……作者様も無理はしないで下さいね！応援してます (2022年6月26日 22時) (
レス) @page18 id: d6878be433 (このIDを非表示/違反報告)
りべら(プロフ) - めちゃおもろいじゃないっすか…w この作品すごい好きです (2022年3月19日 11時) (レス) @page11 id: a02abf5dd5 (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - ストーリー性めっちゃ好きです！無理せずに更新頑張ってください！💪 (2022年3月2日 1時) (レス) @page9 id: c736d56ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青りんご | 作成日時：2022年2月13日 18時
