〜第09歩〜雅の追憶編(3) ページ10
今思えば雅は神様と出会っていた。
ただし、当時の雅は出会った男性が神様だとは思わなかった。
そこらへんに住んでいる高貴の人だと思っていたからだ。
「清宗はどうして毎日の様にここに来る様になったのだ?清宗の年では家が恋しいものであろう。」
「…僕は養子ですから。逆にあの家は居辛いのです。」
「そうか…」っと言って男は横に座った。
雅はもちろんの事驚いて立ち上がったが男性に座るように促されて座った。
「養子になったという事は清宗は別の家の子なのか?」
「うん。…妹がまだ幼かったから…命乞いをしたんだ。」
武家だった雅の生家は敵の手に落ちてしまった。
幼かった雅と妹は背に腹は変えられず、命乞いを選んだ。
「妹だけで良かったんだ…。僕は…罪が深いことを感じさせるために生かされてるんだ。」
そうして、その日は夕方になったので家へ帰った。
家に帰ってから雅は男性の名前を聞くのを忘れていたことを思い出した。
今日限りだと思い、気にも留めなかった。
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颯琉?読者切実に募集(プロフ) - もふもふ☆さん» できる限り頑張ります (2015年9月30日 21時) (レス) id: 5c35b7a321 (このIDを非表示/違反報告)
もふもふ☆(プロフ) - 見ましたよ!面白いです~がんばってください!!! (2015年9月30日 7時) (レス) id: a339a74fc2 (このIDを非表示/違反報告)
颯琉(プロフ) - ガルルル*さん» それは運命ですねww更新気長に待っててくださいね。 (2015年9月16日 21時) (レス) id: 5c35b7a321 (このIDを非表示/違反報告)
ガルルル* - こんちゃーっす!おもろいですわ♪実は本名がみやびなんで、タイトル見たときドキっとしましたww (2015年9月15日 22時) (レス) id: 5a081949c2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒビ龍(プロフ) - 蒼佑@テスト期間中さん» はい!楽しみにしてますね♪ (2015年5月14日 23時) (レス) id: fa49df8f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯琉 | 作成日時:2015年4月17日 22時