雅な声に誘われて

〜第05歩〜 ページ6

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前回のあらすじ

『雅くんに妹がいました』

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「私の名前と同じなの？」

ガチャリと扉が開いた

「お目覚めやったんですか？呼んでくらはったら早う来のに…」

「巫羅さん？！」

巫羅さんの予告なしの登場に、雅くんは頭にクエスチョンマークを浮かべる他なかっただろう。

「お姉さん、僕は雅と申します。ミラさん…ですか？」

「巫女の巫に、羅城門の羅でミラって読ますんですわ」

「分かりました。巫羅さん、一つ質問があるのですが…」

そう前置きして、雅くんはこう言った。

「今日は本当に20XX年1月2日なのですか？それでは僕はほとんど千年も眠りについていたことになるのですが…」

「「はい？」」


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予告

次の回はお休みします
申し訳ない

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西 - この方角に福があるはずです

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