雅な声に誘われて

〜第01歩〜 ページ2

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前回のあらすじ

『少年を発見しました。』
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神様が寄る神社だから『神寄神社』。

巫女の巫羅さんは神様が来たとはしゃいでいるけど…。

(コスプレしてる同い年の男子にしか見えないです…。)

「どないしたらよろしやろか…」

「公民館の客間にでも寝かしておけばいいんじゃない？」

私たちの村にある唯一の公共施設が『公民館』。

その公民館の中には村長室があるので通称『客間』と呼ばれる部屋が存在する。

今、その部屋は『使われる事が無い』ので運んでも問題は無いはず…。

「それ…村長はんに迷惑と違はります？」

「私は村長の娘ですよ？大丈夫です。」

胸を張って言ってみたけど…

これと言って問題ありまくりな気がしなくも無い……。


こうして、(コスプレイヤーであろう)少年を客間へ運んだ。


少年の身体は空気のように軽かった……。

〜第02歩〜→←〜歩き出す〜

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西 - この方角に福があるはずです

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