3話。 ページ4
貴方side
地下牢生活2日目。
私は蟲柱の薬の実験台になっていた。
ただ、毒を飲まされているだけだ。
私は、鬼の血鬼術で毒を何度も体内に入れているので、慣れている。
っていうか、御館様に許可とったのか?
とってなかったらやばいぞ。
もし、私が毒の耐性もってなくて●んだら無罪の人間を殺す事になるんだぞ。
そして、とても暇だ。
毒飲むだけだし。
隠の人以外ほぼ来ないし。
あ〜。暇過ぎる。
っていうか姫子任務出来るの?
姫子弱いからな〜。呼吸も出来ないし。
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日記
今日は、蟲柱の毒を飲んだ。
不味い味がした。
別に、地下牢は嫌じゃない。
ただ、暇だ。
姫子は大丈夫だろうか。
こんな時でも姫子のことを心配するなんて、自分でも呆れる。
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日記を書いたから、今日はもうどうでもねよう。
今日も思ってしまう。
どうでもいいと。
私は今日も自分を偽る。
どうせ頑張ったって、私は
「失敗作少女」
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ゆーちゃん! - 神ですか! (2020年4月28日 14時) (レス) id: cef7341e62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神崎葵。 x他1人 | 作成日時:2020年4月6日 22時