2話。 ページ3
貴方side
柱合会議は私が姫子を傷付けた事にした。
そっちの方が気が楽だ。
私は蟲柱が地下牢に居れるという提案をしてきたので、顔には出さないが喜んでその条件をのんだ。
地下牢はなかなかに狭いが、声が響くため、私は歌を歌った。
だが、全部自虐的な歌ばかり。
でも、私は自虐的な歌が大好きなのだ。
特に、「失敗作少女」が1番好きだ。
自分と重ねて歌うと、生きている実感が湧く。
歌を歌っている時だけは姫子のことも、鬼の事も、亡くなった家族の事も全部忘れられる。
私の好きな時間だ。
私は歌うのをやめ、今日の事を振り返った。
いつも日記をつけているため、日記も一緒に書いた。
今日は誰も信用出来なかった。
柱や姫子はもちろん、御館様や、あまね様まで信用出来なかった。
そして、地下牢に入れられた。
歌を歌った。
私は生きている実感が湧いた。
そこまで書いて、今日は寝る事にした。
今日も思う。
どうでも良い。
だって私は
「失敗作少女」
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ゆーちゃん! - 神ですか! (2020年4月28日 14時) (レス) id: cef7341e62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:神崎葵。 x他1人 | 作成日時:2020年4月6日 22時