・7 ページ14
「と、言うことで、これから午後の間練習に参加してくださる、佐久早選手と林選手だ。挨拶！！」
「「「お願いシアース！！！」」」
「お願いシアース！！！」
『こちらこそ、よろしくお願いします。』
選手達のお昼休憩の時に私達は各々自主練を進め、満を持して午後練へと乗り込みました。
コーチの方の紹介を受け、選手達から大きな声での挨拶をしてもらいながら、私とりんちゃんも頭を下げて挨拶に応じます。
『改めまして、佐久早Aです。ポジションはアウトサイドヒッター。なんでも聞いてください。』
「林有希です！りんって呼んでね！ポジションはリベロ！レシーブは負けないかんな！！」
「「「うす！！！」」」
「それじゃあ、レセプションから。佐久早、早速だが打ってやってくれ」
『はい。』
私は猫又監督の指示を受け、ボールを手に取ってコート外に向かいました。
それと同時に選手達も反対側のコートでポジションを組み、射抜くような目でこちらを見定めました。
……の中に何故かりんちゃんが入ってたのは無視しました。
結局監督の指示で退かされてましたが。
さて、場も整ったところで、私は手始めにいつもの超回転ジャンプサーブ(八割強)を打ち込みました。
ボールは丁度リベロの彼の正面に来ましたが、パワーと回転の前にやはり吹っ飛ばされていました。
高校生と言えど、やはり男子の前で女子の力は小さいものです。それも、彼らは守備に特化したチーム。
そんなチームのリベロから点を取れたと言うことは、私とサーブは通用するということ。
私が指導するとか、球出しをするとか、そんな話では無いのです。
私の練習でもあるのです。
「っ、！！」
「どうだ。佐久早のサーブより厄介だろ。」
「………っはい」
猫又監督にそう問われ、呆けたような、悔しいような顔で答えるリベロくん。
えっと、話の脈絡的に聖臣のサーブのことを言っている……んですよね？
同じ苗字だと分かりにくいです。
「パワー、バネ、テクニック、頭脳、スピード、スタミナ……等バレーボール評価において、世界トップに躍り出たスパイカーのサーブ。お前達、この経験を無駄にするんじゃないぞ」
「「「ウス！！！」」」
ーーーー
能力パラメータ
※普通にチートなのでご注意ください
パワー：５
バネ：５
スタミナ：５
頭脳：５
テクニック：５
スピード：５
サーブ：１０
レセプション：１０
ディグ：９
セッティング：９
スパイク：１０
ブロック：１０
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 997人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヨルバ(プロフ) - アイツって誰だろー？フラグ立ってるのは黒尾か赤葦か…… (7月15日 22時) (
レス) @page22 id: 86ffad6031 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 最高です、すごく好きです、、良ければ更新お願いします、、烏野との絡み沢山見れたら嬉しいです、、完結までついていかせてください！ (5月9日 19時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 続きがめちゃくちゃ気になってます🥺この後どうなるのでしょうか？？？ (2023年4月29日 9時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
♡ - えーーー誰と結婚したの、子供まで産んで3人目がお腹にいるの?!!やばい、楽しみすぎる…笑 (2023年3月21日 1時) (レス) @page12 id: efa07b04ac (このIDを非表示/違反報告)
アシュ(プロフ) - あいつって誰ぇぇぇぇぇぇ???!! (2023年3月21日 1時) (レス) @page12 id: 7fa36d182a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
