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_______欧州《時計塔の従騎士》
デイム・アガサ・クリスティーは、午後の優雅なアフターヌーンティーを楽しみながら、机の上の電子機器を眺めている
写っているのは、北米のライブ映像
その上空には、北米を覆うようにして現れた巨大な炎の塊。紛うことなき「太陽」の具現である
「
そう言って、デイムは不貞腐れたような顔をする。
彼女こそ、どんな手を使っても知れる筈のない伯爵の情報を《組合》に流した張本人である。
その真意はただの「いやがらせ」であるが、彼女もこの結果は予想できなかったらしい
けれど、思ったより楽しそうである。
____今正に、1つの国が消えようとしているのだから
「トマスが付き従っているということは、勿論“彼”も一緒ですものね。
けれどまぁ、なんと愚かしい組織だこと。
うふふ、なんて優雅に笑っている彼女であるが、彼女だからこそ、このような度を越した悪戯が出来るというもの。
あわよくば、を期待して《組合》に情報を流したが、この世の何処に【宰相】に真っ向から喧嘩を売る組織があるのだろうか。もう少し頭の良いやり方はなかったものかと感じたが、それは最早後の祭り。
「あぁ………けれど本当に残念。“彼”の炎で焼く国ほど、良い香りのするものはないというのに」
そう言って、デイムはうっとりとした顔で電子機器に移る、秀麗な男を見つめる。
癖毛の金髪は太陽の光で美しく輝き、その瞳には太陽の如く煌めく金を称え、しなやかに長い手足を品良く纏められた黒に金縁の軍服で覆い、その肩には立派なマントがたなびいていた。
「《近衛騎士》ガウェイン
異能力【
あらゆる大きさの太陽を作り出し、様々な用途で扱う炎の異能力者。【宰相】に付き従い《執事》ベディヴィエールの信頼も厚い清廉なる騎士。惜しい人材を無くしました」
そう言って、デイムは再びカップに口をつける
そして、最早感じることの出来ぬ香りを電子機器から探る事などやる意味も無い故に、興味を無くしたように電源を切った
そしてそれと同時に、北米の太陽が消滅した
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (7月5日 17時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
きさらぎ(プロフ) - 更新嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2023年2月25日 22時) (レス) @page19 id: 3316933a16 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2023年1月16日 7時) (レス) @page18 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
瀬羅 - あのー、すみません。乱歩さんの『機嫌』が「期限」になってるな〜と思って報告しました。はい。 (2023年1月2日 8時) (レス) @page17 id: 3328415a9f (このIDを非表示/違反報告)
葵坂(プロフ) - でんでんでんさん» ありがとうございます！夢主はイケメンを目指して書いてます！これからもよろしくお願いします！ (2022年12月2日 8時) (レス) id: ea5ee97200 (このIDを非表示/違反報告)
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