嘘＊49 ページ9
ほっといてほしい
何でそれが伝わらないの
「篠原さん、探したよ？教室に戻ってみてもいないし」
扉が豪快にバァンッと音がなり部員達がぞろぞろと入ってくる
「なんで、そんなに関わろうとするのかわかんないんだけど、なんなの？暇つぶし程度の干渉なら他の女子でしてくれない？」
悲しそうな顔をされた
誰とは言えない、その場にいる男子全員がそうゆう顔をしたんだ
「自覚済みかよ」
はっ、て鼻で笑うように言ってやった
関係ないけど、ここまでおもちゃにされるのは腹立つわ
「マネージャー、本当に辞めるから別に女子誘いなよ」
疲れた
ここまでのゴタゴタも、衿弥とどうゆう関係なのか問い詰められた時も含めて、全て自分の中では面倒くさいという事柄にしかならなくて
こいつらがどう思っても関係ない
「………そんなん、じゃない、」
松風がぽそっと今にも消えそうな声で喋った
「そんなっ、気持ちで今まで篠原さんといてたんじゃないよっ！
ただっ、一緒にいたら楽しくてっ、
こんなっ、感情初めてでッ…」
必死に何かを伝えようとしているのはわかった
でも自分の頭はそんな言葉を受け入れるどころか聞き取ることもしなかった
ただ、
口を必死に動かし何かを伝えようとしている状況だけが自分の目に映った
何がしたいんだ
「………気の迷いなんじゃないの
いつもみたいに気まぐれで、遊び半分でやってたけど熱が入りすぎてとか「違うっ！
そんなんじゃない！」
………じゃあ、なんだって言いたいんだよ」
そんなんじゃない。
じゃあ何
「何が言いたいのかさっぱりわかんない
松風だけじゃなくて、他の奴らも何か言いたそうな顔してるけど
他の奴らは図星ってこと？」
違うといいたげに、
必死に、何かを訴えようとする
でも、そんなの意味がない
「………衿弥と志穂以外の奴はどうでもいい」
「また衿弥かよ、そいつの名前もう聞き飽きた」
知らない
お前らの事なんか
「迷惑」
逃げたしたかった
だから
扉まで歩いただけなんだ
あいつらは何も言えずただ下を向いているだけだったのに
なんで
自分の前に制服があって
少し苦しあのだろう
扉には手が届かない
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空唄 - 更新再開して頂けて凄く嬉しいです！ありがとうございます！おめでとうございます！これからどう進展していくのか楽しみです!頑張ってください!長文失礼しました!!! (2019年1月4日 21時) (
レス) id: 2a87b8e3e8 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - なんか面白すぎて泣けてきました…更新頑張ってください！ (2018年9月1日 23時) (レス) id: cb939bc256 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(スマホ)(プロフ) - この小説、すっごい面白いです。続きが気になって一気に読んでしまいました（笑）続き楽しみにしてます！頑張ってください (2018年8月27日 19時) (レス) id: a7d0bc1538 (このIDを非表示/違反報告)
みお - かなり面白いので続きが見たいです (2017年5月25日 19時) (レス) id: 6f50e88a59 (このIDを非表示/違反報告)
メープル(プロフ) - ハぃぃぃ、どうしていいところで終わるのがワカラナイけど、続編が出るのを期待してます。 (2017年4月7日 17時) (レス) id: 1d0ba1aa01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫丸＊碧 | 作成日時：2015年2月17日 18時
