コナンくんの家にて コナンside ページ36
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【コナンside】
普段と変わらない日常。
小学校では精神年齢に合わない授業を受けさせられたり、少年探偵団の歩美達と公園でサッカーをしたが、今日は偶々事件にも遭遇せず、コナンは久々の穏やかな日常を楽しみつつ家へと帰りｰｰｰｰ。
そして、にこやかな笑みを浮かべて客人をもてなす蘭と、黒の組織の一員であると見ている怪しい女性が対談していたのを見たコナンは思わず顔色を真っ青に染めたのだった。
「(っ何故ここにっ……！！まさかオレの正体が工藤新一だということに気づいたのか……！？)」
戦慄するコナンだが、相手はコナンの事など目に入らないというように執拗に蘭にばかり話しかけている。
ｰｰｰｰどうして接点を作ってしまったのかは知らないが、このままでは蘭の命が危ない。
そう考えたコナンは、猫を被り笑顔で女性へと話しかけた。
「ねーねー、お姉さん！お姉さんはどうして蘭姉ちゃんのお家にいるの？」
好奇心たっぷりの純数な少年を装いそう問いかけるも、コナンを観察するかのように目を細める女性の姿に些か頰が強張ってしまう。
すると2人の間に流れる気まずい雰囲気を持ち前の鈍感で察さなかった蘭が眉を吊り上げ、
「ちょっとコナンくん！この人は私を助けてくれたの。そんなに質問しちゃダメじゃない！」
と、コナンにとって看過できない言葉を発した。
『助けてもらった』という発言に、もしや蘭に危険が……！？と顔を紙のように白くしたコナンは食って掛かるように女性に話しかける。
蘭ではなく女性へと話しかけるのは、心の奥底ではコナンがこの女性を警戒していることへと表れだった。
「ね、ねぇ！蘭姉ちゃんはどうしたの！！？何があったの！？」
焦りながらも、いつこの女性が本性を曝け出したとしても対処できるように身構えておく。
すると女性は驚いたように片眉を跳ねさせた後、不自然なまでの柔和な笑みを浮かべた。
しかし見たものの背筋に冷や汗が伝うような冷徹な瞳はその笑顔ですら隠せず、コナンは身震いしながらも女性を睨みつける。
しかし、女性の表情は蘭の視界には入っていない絶妙な位置だったらしく、「こら！」と嗜められたコナンは首根っこを掴まれ椅子へと乗せられた。
「そんなに質問したら、神楽坂さんがびっくりするかもしれないでしょ！……すみません、神楽坂さん……。コナンくんは人より好奇心が強いみたいで……」
「……いえいえ、大丈夫ですよ。私、子供好きですし」
眉を下げた蘭に優しく微笑む女性……神楽坂A。
明らかに嘘だと分かる発言だが、鈍感で人を疑うことを知らない蘭は気付かない。
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リュウイ - 続編も見ました！！面白かったです！また続き待ってます！ (2月8日 15時) (
レス) @page50 id: 2148135a94 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - (Rin)さん» ありがとうございます！いつも見ていると言ってくださり嬉しいです☺️これからもよろしくお願いします！ (1月5日 23時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
(Rin)(プロフ) - いつも見てます！応援してます！！ (1月5日 22時) (レス) id: a9de1c3c9c (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ゆゆさん» 本当にありがとうございます〜〜〜！！😭まだ分かっていなかったので嬉しいです！これからもどうぞ読んでくださいね🙇 (12月24日 9時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！ 続編の行き方なんですがまだ分からなければなのですがお話を追加の所が５０話になると自動で続編へ移行に変わりますよ！続編でも頑張ってくださいね！ (12月23日 18時) (レス) @page49 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みずき | 作成日時：2022年5月22日 17時
