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うーん打ち切り漫画かな? ページ22

⭐︎




「五条、補助監督さんの事も考えてよ。そんな睨んじゃダメでしょ」

「か、神楽坂一級術師……!!」

「えー?Aってば、僕の味方じゃないの?てか、普通に聞いてただけじゃん」


キラキラした瞳で私を見つめる補助監督とは対照的に、五条はムッとしたように頬を膨らませる。


うーん、似合ってるからこそ殴りたいぐらいの怒りに襲われる……。


なんで女の私より顔が良いんだ………??


「こらこら悟。補助監督の方も怖がってしまうだろう?それに、あんまりAを虐めちゃだめだよ」

「夏油先輩……!」


夏油先輩が五条を嗜めた。

今度は私がキラキラした瞳で先輩を見つめる。


「Aを怒らせたら、此方に被害が来るかも知れないだろう?せめて私の目の届かない所でやってくれ」


「夏油先輩……???」


思わずジト目になった。

それに腹を抱えて爆笑し始めた五条の脛を蹴り上げ、悶絶する彼を尻目にため息を吐く。

そして夏油先輩に目をやると……生暖かい瞳で私と五条を見ていた。


思わずギョッとして、「何ですか!?」と言う。

すると、くくくっと声を漏らした夏油先輩が片瞼を閉じ、


「いや、幸せだねぇ、と思って」

「は?何打ち切り漫画の最終回みたいな事言ってんですか」

「ぶふっ!!」


その言葉に辛辣な返答をし、私はまたもや爆笑しながら地面に沈んでいる五条を尻目に、呪具が納められている古びた寺へと足を進めた。


少し進んだ所で、未だに引き笑いを起こしている五条が話しかけてくる。


「あー、ふはっ、笑いが止まらないんだけど……ぶふっ!」

「そうですか、それは良かったです。あわよくばそのまま笑い死ね」

「こらこらA。そんな汚い言葉遣いは見苦しいよ」


チッと舌打ちして中指を立てたが、にこにこと胡散臭い笑みを浮かべる夏油先輩がその指を優しく折る。

嗜めているようで煽っているその言葉に、私はビキリと青筋を浮かべた。



ーーーーはーっ、ダメだダメだ……。この人ら相手にしてると、本当に平静が保てなくなる……。


一度深呼吸し、精神を落ち着かせる。



そして、散々2人におちょくられながらも私は寂れた寺へと辿り着いた。


見るからにボロボロな木造の寺は、今にも崩れ落ちそうな程に穴が開いたり、木が剥がれたりしている。


私はその扉に手を掛け、横に引っ張った。

帳→←味覚停止



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リュウイ - 続編も見ました!!面白かったです!また続き待ってます! (2月8日 15時) (レス) @page50 id: 2148135a94 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - (Rin)さん» ありがとうございます!いつも見ていると言ってくださり嬉しいです☺️これからもよろしくお願いします! (1月5日 23時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
(Rin)(プロフ) - いつも見てます!応援してます!! (1月5日 22時) (レス) id: a9de1c3c9c (このIDを非表示/違反報告)
みるく - ゆゆさん» 本当にありがとうございます〜〜〜!!😭まだ分かっていなかったので嬉しいです!これからもどうぞ読んでくださいね🙇 (12月24日 9時) (レス) id: df78d63940 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです!! 続編の行き方なんですがまだ分からなければなのですがお話を追加の所が50話になると自動で続編へ移行に変わりますよ!続編でも頑張ってくださいね! (12月23日 18時) (レス) @page49 id: 2307c0fefd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずき | 作成日時:2022年5月22日 17時

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