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第二百二十八話 『また逃げられた』 ページ33

「私は久崎志筑。わざわざ片付けて頂いてありがとうございました。
鷹の英雄の天野さんは何故こちらに?」


こいつ。俺の自己紹介聞いてたのかよ。


「俺は、堕落者を追っていた。そしたらここにたどり着いた。そんだけのことだ」



「なるほど、修行中でしたか」



久崎と名乗ったその男が、手のひらをポンと叩いて言った。




「修行中じゃねえ! 俺はもっと、強くならなきゃいけないんだ」




久崎は、それを修行中っていうんですよと言わんばかりの視線を送っている。




「ええ······と、私の目が見えない間になにがあったんですか?」




紫と金の瞳をもった女は、不意に会話に入ってきた。




「入ってくんな、よけいややこしくなる。どっか行ってな」




「分かりました」と言ったのは、女の方ではなく、久崎の方だった。


次の瞬間。二人の姿が消えた。俺の瞳に写っていた、久崎と、その連れ? の女が消えたのだ。




「逃げやがったか···」




どちらかの能力で逃げたのか、あるいは二人がもともと馬鹿みたいに速かったか。


どちらかは知らないが、どっちにせよあの二人はなんとなく、


今までの英雄達とは違う力をもっているように感じた。

第二百二十九話 『じゃれあい』→←第二百二十七話 『社交辞令のようなもの』



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ネット依存狼少女(プロフ) - 終わりました (2016年10月5日 20時) (レス) id: 3914cf26d6 (このIDを非表示/違反報告)
ネット依存狼少女(プロフ) - 整理してきますね (2016年10月5日 20時) (レス) id: 3914cf26d6 (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - 海月さん» ……続編が必要なようです…… (2016年10月5日 20時) (レス) id: 3d07d6e42c (このIDを非表示/違反報告)
五木(プロフ) - 更新しましたー!続編お願いします (2016年10月5日 20時) (レス) id: 97c0d8cbf8 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - お願いしますー (2016年10月5日 19時) (レス) id: e483cc4c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 x他12人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月24日 7時

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