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第二百十九話 『慌て』 ページ24

紫苑side

『君が、しおんさん?
彼らに頼まれたので、助太刀するよ。』

「...!」

誰、だろう?
でも、これで暴れられる。

静かに微笑みを零した。

「...こっから本番。」

挽回するように、木の能力は仕舞う。
確かに能力が働きを見せた。

リミットは少ないが、問題はない。

らしくない大きな鎌を振るう。
無残にも切り捨てられるモノは悲鳴をあげる。

血だらけの着物。白かったのだけれど。

最後のモノを倒した瞬間に見たら、彼は振り向いて笑っていた。

「ありがと。助かった。」

確かに笑みを浮かべていたと思う。
どんな感じに受け取ったかは知らない。


そして私は《鯨》。彼は...間違いなければ《虎》。
仕事中に遠目に見ていた。主様と会っていた、同盟も王様は虎。

「...《虎》の方。...初めまして。私は紫苑。...所属は《鯨》。名前は間違ってないから。」

返答はなく、少し慌てる私。
同盟の方とは初めてだし、少なくとも、仲良くしたいななーんて。

「えーと、?...違った?...虎じゃない?」

恥ずかしくてそのあと顔を真っ赤にしたのは言うまでもない。

第二百二十話 『目覚めた死者』→←第二百十八話 『人格交代』



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ネット依存狼少女(プロフ) - 終わりました (2016年10月5日 20時) (レス) id: 3914cf26d6 (このIDを非表示/違反報告)
ネット依存狼少女(プロフ) - 整理してきますね (2016年10月5日 20時) (レス) id: 3914cf26d6 (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - 海月さん» ……続編が必要なようです…… (2016年10月5日 20時) (レス) id: 3d07d6e42c (このIDを非表示/違反報告)
五木(プロフ) - 更新しましたー!続編お願いします (2016年10月5日 20時) (レス) id: 97c0d8cbf8 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - お願いしますー (2016年10月5日 19時) (レス) id: e483cc4c78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 x他12人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月24日 7時

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