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第六十三話 『乞食』 ページ16

スキップしながら獲物を見つける

ここの練習場は、僕に丁度いい。
すぐ動かなくなるのがたまに傷だけど

二つのマグナムを操り、堕落者の急所を突く。


四足歩行の堕落者は轟音と共に倒れた


「うわあっ!!もう終わっちゃったのー??」



獲物は倒れ、苦しげな虫の声を上げた。

僕はそれをつまらない目で見つめ、

何の情もなく額を貫く


赤い物が、頬にこびりついた。


獲物に掛ける情があれば、僕は純情じゃない


マグナムを右手に当て、引き金を引いてみる。

鉄の味がした



「僕のは、美味しくないよーッははは!」


草の間に寝転んだ

するとどこからか足音がする


「ん???まだいるの??」



しかし、この音は堕落者ではない

規律のある足音、確かな匂い



「だぁれ?」

返事はなかった

僕を隠すのにうってつけの木々が僕を見ている

マグナムを構え、耳を澄ました

「そこ...かな!」



足音のする方に弾を撃ち、走る

木の枝がアスレチックみたいで楽しい

「いた!」



僕の弾を見事にかわしたらしい 足音の主は
僕を探しているようだ


体に合わない大きな武器を振り回している

皇加耶...チームを確認してて良かった


何でかと言うと 一緒に話が出来るから

本当の目的は、戦えるから!!


またマグナムを構え、撃つ。

「うわ...なんか、ややこしいわね」

皇は、僕を見て後退りし出した

「あれ?あれれっ!?逃げちゃうの!?
つまんない!僕と戦うのがそんなに嫌なの?」

折角獲物が出来たというのに

横を見ると、堕落者の巣がある。

この森は、楽しい餌だらけだ!!



「逃げるとか、論外なんだよ!!」

すると僕に乗ったのか、「負けても文句
はなしで」と僕に剣を出してきた

「へぇ!!逃げちゃうのかと思ったよ」

僕は下に降り、にっと笑った

第六十四話 『またもや飛び立つ』→←第六十二話『逃げと寂しさ』



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ねこうさぎ(プロフ) - しのっちさん» しのっちさん!続編できたそうなので更新してください! (2016年9月11日 13時) (レス) id: 721485c99d (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - しのっちさん» しのっちさん!続編できたそうなので更新してください! (2016年9月9日 20時) (レス) id: 721485c99d (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 大変長くお待たせしました。続編を製作しました。 (2016年9月9日 16時) (レス) id: e483cc4c78 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - 海月さん» 続編を作成してください。 (2016年9月9日 8時) (レス) id: 721485c99d (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - ……お話がいっぱいだったようなので、続編ができるまで待機しておきます…… (2016年9月8日 23時) (レス) id: 3d07d6e42c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海月 x他14人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2016年9月3日 8時

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