【オリジナル企画小説】継承者Ｒ弐

第七十話『隼』破沼真賀流side ページ20

蜻蛉が目から雷属性レーザーを放つ。

側転とバク転を繰返して何とか避けると、後ろから鮫が水属性ブレスを放ってきた。

回避が無理と判断し、とっさに吸収した。

そのまま突っ込んできた蜻蛉にブレスをお見舞いするが、あまり効いている感じはしなかった。

この蜻蛉も鮫も先程戦ったカマキリもそうだが、何故か以上なほど固いのだ。

なんとか攻撃をしのいで、隙を見つけて攻撃をしているがなかなか倒れない。

「くそっ！仕方ねぇ…！対他英雄用に温存していたやつだったが…」

俺は属性を発動させ、黒曜石で巨大な棺を作り出した。

開いた棺からこの間倒した猪型の堕落者が落ちてきた。やることは他だひとつだ。

『何分持つかなぁ？…いや、何秒か！いくぞ！狂神モード！』

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