第二十八話『狼』橘誠夜 ページ28
同じチームの2人の力は理解できた。
自分の受け継いだ力 …、
『太宰治』と『芥川龍之助』
この2人の力がまだ分からない。
「試してみては如何でしょうか?」
桃椛さんがそう提案して、
隣に居た蒼生さんもそれに賛成する。
私は直感で左目に全神経を集中させ、目の前の堕落者を見つめた。
するとどうしたのだろうか、
堕落者が目を抑えて地面へ倒れ込んだ。
私が近付いても逃げようとしない。
まるで『視界が奪われた』ようだ。
「それが貴方の力 …?」
「嗚呼 これが1つ目の力だろう。
左目で見た相手の視界を奪う力…か」
この力は使うと体力を消耗するようだ。
対して動いてもいないのに、
身体が疲労を感じている。
仲間にこの力が発動しないように、
私は芥川から貰った包帯を左目に巻いた。
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I’m(プロフ) - A (2019年10月5日 15時) (レス) id: 12d36b8d85 (このIDを非表示/違反報告)
鯉城@二航戦バンザイ(アローラの姿)(プロフ) - 作者様、お話が全て埋まってしまったので続編お願いします。 (2017年2月3日 20時) (レス) id: fb07d4ff14 (このIDを非表示/違反報告)
烏丸(プロフ) - 終わりました。 (2017年2月3日 18時) (レス) id: bf31fee5d1 (このIDを非表示/違反報告)
烏丸(プロフ) - 更新します。 (2017年2月3日 18時) (レス) id: bf31fee5d1 (このIDを非表示/違反報告)
鯉城@二航戦バンザイ(アローラの姿)(プロフ) - 終わりました (2017年2月3日 10時) (レス) id: e72c19c3f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 x他9人 | 作者ホームページ:( ˇωˇ )
作成日時:2017年1月28日 10時