長い夜�� ページ45
―Silk side―
「やっぱ･････デ○○○わ！」
「え、な、なんなの？」
Aを胸元へと抱き寄せたのは、浴衣がはだけててAがしゃべったり動くたんびに見えるから。
Aのお姉ちゃんがおっきぃからズルいなんていったそれがね。黒の下着がチラリズムでドッ○○キ止まんねぇ！
今日こそするとか思っただろ？
隣の部屋にメンバーいるし流石に気が引ける･････
って俺は誰に話してんだよ？
「あのね、浴衣はだけてんの。なに誘ってんの？www」
「え･････あ！やだ･･･待って直すから！」
「必要ないって･････ほらちゃんと隣に寝て」
座ったままで胸元に顔を付けていて体勢的に辛そう。
一旦、そこから解放すると隣に寝転んだ。
「寒くない？」
「寒くないよ。シルクの体温高いからあっつい！」
「でもこのままだと朝寒くて起きるって･････」
掛け布団の上に二人寝転んでいたからちゃんと布団の中へと入った。
「あっつい･････」
「そんなに？」
「だってシルク熱いんだもん！」
「あははは！じゃ、一人で寝る？」
「･････やだ」
「んー？何か言った？」
「一人で寝たくない･････」
「へぇー。誰と寝たいの？」
「シルクとに決まってるでしょ？」
「へぇー。Aとシルクってさどんな関係なの？」
「･････結婚する関係だよ？」
「なるほどね。結婚するんだ。なら･････大丈夫だね」
「何のこと？」
「お互いの親に挨拶やらしたけどさ、俺･････Aにちゃんとプロポーズしとらんよねー」
「･･････････････」
「ん？A？」
この一瞬でどんだけ流すってくらい無言のまま泣いてて、Aを腕枕をしていた薄い生地の浴衣がべちゃべちゃになる程だ。それを伝って腕に感じる涙がしっとりと生ぬるい。
「どーしたんよ･････」
少し身体を起こして溢れる涙を手で拭う。
「な･････んでも･････ない」
「なんでもない訳ないやん？」
「ごめん･････ね･････」
「いいからちゃんと言ってみ？」
「プロポーズ･････してないから･････結婚しないの？」
言った途端に声を上げて号泣するもんだから、むちゃくちゃおもろいし子どもみたいじゃん！
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作者名：愛琉 | 作成日時：2020年2月14日 21時
