長い夜 ページ44
部屋に戻ってきてもう一組の布団を引こうとすると、
「なーにしてんの･････別にいらんでしょ。このまま一緒に寝ればいいじゃん？」
「狭くない？大丈夫？」
「狭かったら昨日も昼間も一緒に寝ないってA･････一緒に寝たくないん？」
ちょっと拗ねたように唇を尖らせるシルクは可愛い。
「ううん･････一緒に寝る！」
「なら、布団は一つでいいじゃん！」
お昼寝したお布団によいしょっと腰を降ろし大の字になったシルクの浴衣の胸元が少しはだけていてセクシーだった。
上裸のシルクと寝たのにチラリズムみたいにはだけた胸元がド○○キを私に与えてくる。
めっちゃなんか恥ずかしい･････見るな見るな。
見るからド○○キするのっ！
「Aも隣に来てよ？」
「え･････うん」
あ･････やばいやばい。
鼓動が早くて身体の外に心臓があるみたいに音おっきぃって！
「A･････」
「なぁに？」
「今日はちゃんと起きてて良かったぁー！」
「あ･････いつも先に寝ちゃってごめんね」
「別にいいんだけどね。いつも起こさないように我慢してたんだけど･････」
「我慢してたの？」
「うん。これからはきっと我慢しないで起こすわ！」
「えぇー！どういうこと？」
「俺ね、寝落ちした人起こすの好きなんだよね。ンダホくんをいつもあれやこれやで起こしてきたけどさ。新しいターゲット見つけたからね。あー！楽しみ増えたー！やったー！」
「あーおっかない、さ、寝よ寝よ･････」
ダホくんの代わりなんてムリムリ！
「おっかない？なんじゃそれ･････えー、まだ寝ないでしょ？Aのド○○キさ、俺に伝わってんの･････」
シルクは私の手を取り、はだけた胸元に押し当ててきた。
―どくん･どくん･どくん―
シルクの鼓動を私の手のひらに感じ、私とおんなじだと思った。
「めちゃくちゃド○○キしてる･････」
「だろ？･････誰かのせいなんだけどね！」
「･････私また何かしたの？」
「無意識ならしゃーないね･････っと」
「っ！･････びっくりしたよ？なぁに？」
大の字に寝ていたシルクの横に座っていた私はそのままシルクの胸元に抱き寄せられた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 61人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛琉 | 作成日時：2020年2月14日 21時
