君と見たい・・・・・ ページ35
「負けるのが嫌というか、何でも強くなったほうが人生楽しいかなって思ったからなんだけど・・・・・」
モトキ
「君が楽しいかどうかと我々が楽しいかどうかは別なのね」
「あーまぁ、そりゃそうだな」
なんか丸め込まれた。
ンダホ
「不意に出る殺気が弱い者からすると良くないって話しよ」
「溢れ出る何かがあるのね。殺気みたいなの」
ンダホ
「そうそう!別に俺は強いんだぞってやってる訳じゃないんだけど、溢れちゃってるの。余所で出す殺気が余っちゃってるの」
「え?何、殺気って小売りなの?漏らしてないよー!漏らしてない!なんなんだよー!」
「シルク・・・・・子供みたい!可愛いーね!」
マサイ
「そこのあなた!実はこの話し、動画になってるから見てみてね!すねハーモニカで検索すると見られまーす!」
お前は一体誰に言ってんだよ?
A
「もぉー!笑いすぎてお腹痛い!ホントみんなおもしろいね!あ、そうそう!ここ花火見られるの知ってた?」
「花火?え、今?」
「うん!もうそろそろかな・・・・・」
Aが時計を見た後でドドンと花火の音が聞こえ始めた。
モトキ
「すげぇ!窓からめちゃくちゃ見えるね!」
「今もやってるかわからないけど昔CMがあったの」
マサイ
「流石!地元強いなー!」
ンダホ
「ホント綺麗だね!夏は終わったけど窓から見る花火もいいね!」
「マサイ、一眼貸してくんない?」
マサイ
「ほらよっと!」
「写真?邪魔だね、どけるね」
「Aはそのまま見てて・・・・・」
花火を見てるAが綺麗すぎて・・・・・
とにかく今写真撮らんと後悔する。
何度もシャッターを押してアホみたいに連写する。
どの瞬間も逃したくないんよ。
真っ暗な湖の水面に赤や黄色など色とりどりの大輪が咲き乱れる様は本当に綺麗で、それを見るAもめちゃくちゃ綺麗。
マサイ
「お前も隣に行けよ。俺が撮る!」
「サンキュー!季節外れだけどAと花火見られて良かったよ」
「うん!連れてきてくれてありがとー!」
モトキ
「動画にも撮っとこ!」
「マサイくんめちゃくちゃ撮ってるね・・・・・邪魔でしょ?」
マサイ
「全然!二人で花火見てるとこが撮りたいからね。出来映えに期待しててよ」
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作者名:愛琉 | 作成日時:2020年2月14日 21時