邪魔なんですけど。【Knmc】 (ページ12)

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刀也Side

今日思い切って放課後回るの誘ってみたはいいものの、

こんなに緊張するものだっけ？

まぁ、正直自分はどんなとこでも剣道部に入るつもりだけど

ただやっぱり春休みも受験の間もAと一緒に居れなかったからもっと居たい…

そう思った矢先、昼ごはんに誘うことを決意。

授業が終わるとすぐに後ろに振り向き

『A〜一緒に食べましょ』

と弁当を持ちながら言う。

A「あ、刀也。他に食べる人いないの、？」

腹立つな、結構、いやめっちゃ腹立つ

けど意地悪そうな顔も可愛くて好きって言っちゃったら気持ち悪がられるから言うのはやめとく

『別にいるけど、Aと一緒がいいから』

と本心を言うと明らかに動揺しながら

A「は、はぁ？もう冗談はよして、行くよ、…！」

と返してくれる。

残念、やっぱりA友達と食べたいよね、と思ってたら

え？いいの？

『残念、、って、え？行ってくれる、の！？』

A「何回も言わせないで、それとも行きたくないの？」

『行くに決まってるじゃん』

文句なしです。

行きます。

ダメだって言われてもついて来ますって言いたいくらい一緒に居たいから

でもまさか受け入れてくれるとは思わなかったな、

嬉しさのあまりはにかんでしまう