麻貴ちゃんだから、 (ページ8)

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家族ページ8

麻貴『A、それ大丈夫やないと思うで。
自分でもわかっとるんやろ？

私は、Aのこと応援したいと思っとるよ？
やけど無理はしてほしくない。
多分おかんも同じこと思っとるよ。

やからさ、つらいんやったら帰ってき？
もう無理...って思うんやったら逃げても良いと思う。

私はソニーのことなんも知らんから大したこと出来ひんけど、それでダメって言うような事務所やったら辞めちゃいな。

私がAのこと一生守るから。』

後ろで麻貴ちゃんのおかんが｢帰ってきたらいつでもAの大好きな餃子作ったるでー！｣と言っとるのが聞こえる。

こんなに優しい人達に囲まれて、私は幸せやな。

A ｢...ありがとう。｣

麻貴『明日空いてる？』

A ｢うん、｣

麻貴『じゃあ、東京観光しよーや。案内したるで！』

A ｢ん、楽しみにしとる。

...............あ、餃子好きなのは麻貴ちゃんや、ってちゃんと言うといてな。｣

麻貴『聞こえてたか』(笑)

A ｢声でかいねん。｣

麻貴『...じゃあまた明日な！連絡するわ』

A ｢うん、じゃあね。｣