麻貴ちゃんだから、 (ページ48)

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・(麻貴side) ページ48

麻貴｢Aー？お昼ご飯食べれそう？｣

朝よりはマシな顔色で眠るA。

本人が元気って言うんならやけど、まぁ行かせたってもええかな、ってくらい微妙。

A ｢...んぅ、まきちゃ、｣

麻貴｢お粥作ったけど、食べれそう？｣

A ｢ん...｣

これは完全に寝ぼけとるな。

麻貴｢Aー、仕事どうするんー？｣

A ｢ん、ぃく...｣

麻貴｢ほなこれ食べて熱計らな行かせられへんよ｣

そう言うとやっと身体を起こした。

麻貴｢体調どう？｣

A ｢げんき、｣

いや、元気では無いやろ(笑)

まぁ、さっきよりは確かに元気そうやけども。

お昼ご飯も、いつもよりは少なめやけど出した分は全部食べたし、熱も37.1℃まで下がった。

ちょっと、いや、だいぶ心配やけど、何かあったらすぐに誰かを頼るよう釘を刺して、送り出した。

もっと前の私やったら多分そんなこと出来んかった。

でも、いつまでも私の過保護な感情でAを縛り付けるわけにはいかん。

そう思うと、私もちょっとは成長したなぁ...(笑)

(これはまだ初期なのでルームシェアはしていないはずでしたね💦
細かいことは気にせず、短編集だと思って読んでください笑
ご指摘ありがとうございました🙇‍♀️)