麻貴ちゃんだから、 (ページ47)

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翌日ページ47

昨日、ななちゃんに連れられて部活を見に行ってちょっと楽しそうだと思ったものの、やっぱり欅坂の活動もやりながらっていうんは大分厳しい。

特に私は、何もかも未経験で周りより劣ってるから、みんなの何倍も練習せなあかん。

それに...

麻貴｢うーん...しっかり熱あるなぁ。
久しぶりの学校で疲れたんかもな。｣

自分でも嫌になるほど壊滅的な体力の無さ。

A ｢でも、今日お仕事...、｣

麻貴｢熱下がったらな？｣

悔しい。

こんなんで体調崩して周りにも迷惑かけてばっかなんて悔しいし情けない。

A ｢っ...、｣

麻貴｢泣くことないやんか〜(笑)
大丈夫大丈夫。頑張った証拠やで。お仕事行けるように、ご飯食べて薬飲んで寝たらええから、な？｣

A ｢ぅん、っ...｣

＿＿＿＿＿＿＿＿麻貴side

先生に欠席の旨を伝えると、思ってた以上に心配してくれた。

Aを想ってくれる人はたくさんいる。

アイドルになって、今まで気づけなかった分もたくさんの愛を感じて欲しい。

そんなことを考えながら、寝ているAの頭を撫でてみる。

今日の仕事は午後からやし、参加出来たらええな。