麻貴ちゃんだから、 (ページ31)

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東京のお姉ちゃん(サーヤside) ページ31

麻貴『あ、サーヤ？おはよう。
急なんやけど、今日って忙しい？』

サーヤ｢今日は...大丈夫ですよ。何かありました？｣

麻貴『え、東京居(お)るやんな？』

サーヤ｢はい｣

麻貴『家来れる？
Aが体調悪いっぽくてさ、あんま1人にしたないねんけど私これから夜まで仕事で...』

サーヤ｢あぁ、大丈夫ですよ！｣

麻貴『ホンマ！？やったらAのこと頼んでええ？』

サーヤ｢はい。じゃあ今からそっち向かいますね〜｣

朝7時、珍しい人から電話が掛かってきた。

麻貴さんからの電話なんて久しぶりだなー、と思って気軽に出るとまさかの内容。

でも、Aちゃんは偏頭痛持ちだし生理痛も重いって聞いたからそこまで驚くことでも無いんだよな(笑)

とりあえず起きててよかったー。

幸い、今日は事務所で軽く作業するだけのつもりだったから、それくらいならパソコンを持って行って麻貴さん家でやったら良いか。

念の為コンビニと薬局で色々買い込んでから向かうことにする。

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麻貴｢ホンマありがとぉな？｣

サーヤ｢いや全然大丈夫ですよ。
てか、今日大阪って言ってませんでした？時間大丈夫ですか？｣

麻貴｢マネージャーが迎えに来てくれるみたいやから時間は大丈夫｣

リビングに入れてもらって話していても、目に入るのはソファーでぐったりしてるAちゃん。

麻貴｢生理痛と貧血とで結構しんどいみたいやねん...。
まぁ、とりあえず何かあったら連絡して？｣

やっぱり生理痛か。

なんとなくそんな気はしてた(笑)

しんどいよね...可哀想に。