麻貴ちゃんだから、 (ページ28)

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長濱ねる･続きページ28

明らかにプロフィール入れるタイミング間違えました。
すみません。

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倉咲｢ごめんなさい、ありがとう。｣

長濱｢全然よかばい。
そうや、LINE交換せん？｣

倉咲｢うん、...あ、携帯楽屋に置きっぱなしやわ｣

長濱｢じゃあ収録終わったらにしようか。｣

長濱さんのその一言で今が休憩中やと思い出した。

つまり、まだ収録は続く。

そろそろ戻らなあかん。

多分、長濱さん同じことを思ったんやろう。

2人で黙り込んでもうた。

長濱｢...戻ろっか、｣

倉咲｢...うん｣

楽屋に戻るまでは、お互いに不安をかき消すかのように無理やり明るく振舞った。

長濱｢Aちゃんって関西弁なんやなあ。あまりイメージ無かったけんびっくりしたばい。｣

言われてみればたしかに。

みんなの前だと緊張して標準語になっちゃってたんが、長濱さんの前やと普通に話せとる。

倉咲｢...長濱さんの前やと話しやすいんかも、｣

長濱｢ねるで良かよ｣

倉咲｢ねる、ちゃん...？｣

長濱｢うん？｣

倉咲｢...呼んでみただけ｣

可愛くて優しくて頭が良いねるちゃん。

麻貴ちゃんとは違うけど、どこかお姉ちゃんのような安心感がある。

ねるちゃんに会えたことで、この世界に入って良かったと思える気がする。