転生39 ページ47
あれから皆とたくさん話した後、昨日の事等も聞かれたが何とか誤魔化して、消太君が入って来たのでHRが始まった。
私は特に気になると言う情報も無く、窓の外を眺めながら聞き流していた。その間は「へー、原作に映ってない間ってこんな感じだったんだ」とか「今日も私の推し達は何でこんな天使なの？(キレ気味)」とか思っていたら思い出す
私の推しの言っていた言葉
"死柄木弔"の言葉
＿＿＿＿＿＿黒霧､相澤 Aの情報はあったか
『ぁ……』
思い出した途端、頭から血の気が引いていくのを嫌と言う程感じた。
"私"の情報＿＿
そんなのを知ってどうするの？
そんなのは、彼らの事を画面の外から何度も見てきて、彼らの行動パターン等をよく知っている私には一番よく分かった。
『何らかの形で、私の個性を知っていて
＿＿＿＿＿仲間に引き入れる為…？』ﾎﾞｿｯ
いつしかあんなに楽しかった筈の今日の朝は、ただ迫り来る何かに心をざわつかせるだけのモノになろうとしていた。
死柄木さんの事は確かに好きだけど、あちら側に着いてしまえば私は"大好きな人達"を"傷付ける側"になってしまう上に
完っっ璧に原作崩壊は免れない。
最悪、ヒーロー側(こちら側)に付いていれば死柄木さん達も傷付けなくても済むのだ。
だから私が敵側に付く事はまず無いと言える
…が、強硬手段に出られれば話は別だ。
そうなるとあちら側に付かなくては逆に原作を崩壊させてしまう恐れもある。
そしてUSJの敵襲撃事件は今日＿＿
『うっそだろぉ……』
麗日「どうしたん？」
『いや、何が最善策なのかを考えてて…』
『ってお茶子ちゃん!?!!』ﾋﾞｸｯ
麗日「最善策って何の？」
キョトンとして聞いてくるお茶子ちゃん。
どうやら
私が1人悶々としている間にHRは終わってしまっていた様で、目の前には私と話そうと沢山の人が集まっていた。
やっべえ、口滑った!!
『いやぁ、えと、その〜』
なかなか良い言い訳が思い浮かばずにしどろもどろしてると
出久が声を上げた。
緑谷「えっ、A!?大丈夫､!?顔色凄く悪いよ!?!」
『そうか＿＿＿＿＿＿』
そうかな。
そう言って立ち上がろうとすれば身体から力が抜けて、私の視界は反転した。
ドンッと言う鈍い音と共に身体に衝撃が来たが、相変わらず来る筈の痛みは来なくて
次第に色んな人の声は聞こえなくなった。
━━━
久々にまともな気がする…w
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桜酒 - やばい、挿絵めっちゃ綺麗 (2018年9月24日 16時) (
レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まるさん» 全然生意気とかじゃないです！大丈夫ですよ！言われてみれば確かにそうですね…笑まぁただ、このお話の夢主ちゃんは色々と隠すつもりは無いんですよね…これ以上言うとネタバレになってしまうのですみません^^;違和感があったのならごめんなさい！ (2018年8月26日 19時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まる - あの……大変申し訳ないんですけど、一話であんなに殺伐としていた主人公が、前世の記憶を思い出したからって急にオタクじみた言動をするの、おかしいと思います。普通前世の記憶って隠そうとしますよね？そこなんか違和感です。生意気言ってすみません。 (2018年8月26日 3時) (レス) id: 778e9b4416 (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まひろさん» ありがとうございます！続編の方でガッカリさせてすみません…。次回にご期待下さい！ (2018年8月23日 16時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - 夢主が可愛すぎて鼻からケチャップが。 (2018年8月23日 8時) (レス) id: 7de6681971 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍伊 | 作成日時：2018年6月18日 22時
