転生36 ページ44
…………
爆豪「俺はｯ……負けたんだよｯ!!!
半分野郎にも敵わねぇとか思っちまったｯ
ポニーテールの言うことにも納得しちまった!!」
そっかそっか。
出久に言った事、私にも教えてくれるんだね。
爆豪「お前も!!守れなかったｯ…!!!!」
『!』
私を、かっちゃんが？
そっか、さっきの聞いてなかったのね。
放心状態だったんだね。
一度吹っ切れたけど、私見てもう一度思い出しちゃったんだね。
イレギュラーって本当、面倒だね。
『……かっちゃん
かっちゃんは強いよ
でも、これからもっと強くなるんだよ
私だって、守ってくれてるじゃない
私はいつも、かっちゃん達に救われてるんだよ
私の一方的な気持ちでもね、私はこの世界の友達とか先生とか、見るだけで幸せになれるんだよ
朝、かっちゃんを見る度救われてるの
ああ、生きててよかったなって
だからかっちゃんはこれからも自信持ってて良いんだよ』
それがかっちゃんだから。
『ぶつかって良いんだよ』
そして成長するんだから。
『これからも、私を救ってね』
私がいなくなるその時まで。
私の口から出た、嘘偽りの無い言葉。
私は
この物語の大切な未来に。
私は愛されない運命だけれど、かっちゃんは皆から愛されるんだよ。
とても素敵な人達に。
口が悪くて、でも根は優しくて、ぶつかって成長していくのがかっちゃんだから。
『私は負けてばっかだから』
一度は
『要らないのは解ってるんだけど』
それでも高望みしてしまうから。
『これからも、宜しくね。かっちゃん！』
爆豪「………おう」
まだ少し目は赤かったけど、言い終わる頃には泣き止んでいたかっちゃん。
顔はいつもより明るい気がした。
元気が出たのなら良かった!!
けど
……写真撮り逃したぁ!!(泣)←台無し
ただでさえ数少ないかっちゃんの涙シーンをｯ!!
原作に映らずに撮れるシャッターチャンスだったのにィ!!(泣)
流石に泣く…
でもかっちゃんの貴重なデレをこの身で体験出来たので良しとするっ!!
次は無いんだからなっ!!!(？)
この日私達は、久しぶりに仲良く手を繋いで帰りました。
小学生の時ぶりだ!!やったねっ!!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 935人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜酒 - やばい、挿絵めっちゃ綺麗 (2018年9月24日 16時) (
レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まるさん» 全然生意気とかじゃないです！大丈夫ですよ！言われてみれば確かにそうですね…笑まぁただ、このお話の夢主ちゃんは色々と隠すつもりは無いんですよね…これ以上言うとネタバレになってしまうのですみません^^;違和感があったのならごめんなさい！ (2018年8月26日 19時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まる - あの……大変申し訳ないんですけど、一話であんなに殺伐としていた主人公が、前世の記憶を思い出したからって急にオタクじみた言動をするの、おかしいと思います。普通前世の記憶って隠そうとしますよね？そこなんか違和感です。生意気言ってすみません。 (2018年8月26日 3時) (レス) id: 778e9b4416 (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まひろさん» ありがとうございます！続編の方でガッカリさせてすみません…。次回にご期待下さい！ (2018年8月23日 16時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - 夢主が可愛すぎて鼻からケチャップが。 (2018年8月23日 8時) (レス) id: 7de6681971 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍伊 | 作成日時：2018年6月18日 22時
