転生33 爆豪side ページ40
あいつがいきなり空から降ってきた。←
……俺が可笑しいんじゃねぇわｯ!!!
何やってんだあいつは!!
急いで走ったが教室から校舎裏まではかなり時間があり、流石の俺でも間に合わねぇ、と思っていた。
段々頭から血の気が引いていくのを感じながら、それを気の所為にして無理矢理体を動かす。
校舎裏についた時にはあいつはもう＿＿＿
蟻を眺めてた。←
ざっけんなクソがｯ!!!何普通に呑気な事してんだよ!!!!
何が『………蟻だねぇ』「………蟻だな」だよ!!何の会話をしてんだあいつらはｯ!!!
爆豪「おいテメェ!!何で死んでねぇんだよクソがァ!!!」
『ンヒィギィイィィイイ!?!!』ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
駆け寄って肩を掴み無理矢理揺らす。
安心したなんて思いに気付かないようにAにいつもみてぇに怒鳴った。
何故か半分野郎も居たがAが生きてんならどうでもいい。
教室に帰ろうと思った時だった
警報が響いたのは。
《ウウゥゥーーー》
《セキュリティ３が突破されました》
そんなアナウンスが聞こえ俺も半分野郎も戸惑っている中、驚きもしなかったのはAだった。
少し考える素振りを見せた後､Aはいきなり走り出し
『ごめん二人共！私職員室に用事!!あとこれ報道陣が起こした騒ぎだから大丈夫だよ！』
とだけ言って見えなくなった。
爆豪「…何であいつ､分かったんだ？」
轟「？何がだ？」
爆豪「……報道陣の事だよ」
そう言うと半分野郎は「確かにな」と考え出した。
今考えても仕方ねぇ
それだけ言い残して俺は教室に戻った。
あの後は委員長がクソデクから眼鏡野郎に変わっただけで特に何も無かった。
あいつは、帰ってこなかった。
俺は…戦闘訓練で……デクに負けた
俺が、無個性の雑魚にｯ…!!
帰ろうとすると相澤先生が来て全員引き止められた。
相澤「静かに聞け
今日の昼休み
相澤Aが職員室前で血を流して倒れているのが発見された」
「「「…ｯ!?!!」」」
Aが……は？
頭の整理が追い付かなかった。
芦戸「何でっ!?大丈夫何ですか!?」
切島「無事なのかよ!!」
相澤「…落ち着け｡無事だ｡
目立った外傷が無く､口周りに大量に血が付着している事から吐血したと考えられる｡
…持病の可能性も考えられるが敵の可能性も考えられる｡細心の注意を払って下校しろ｡以上だ」
それだけ言うと先生は何も答えず教室を去った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 935人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜酒 - やばい、挿絵めっちゃ綺麗 (2018年9月24日 16時) (
レス) id: 7715cc5acc (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まるさん» 全然生意気とかじゃないです！大丈夫ですよ！言われてみれば確かにそうですね…笑まぁただ、このお話の夢主ちゃんは色々と隠すつもりは無いんですよね…これ以上言うとネタバレになってしまうのですみません^^;違和感があったのならごめんなさい！ (2018年8月26日 19時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まる - あの……大変申し訳ないんですけど、一話であんなに殺伐としていた主人公が、前世の記憶を思い出したからって急にオタクじみた言動をするの、おかしいと思います。普通前世の記憶って隠そうとしますよね？そこなんか違和感です。生意気言ってすみません。 (2018年8月26日 3時) (レス) id: 778e9b4416 (このIDを非表示/違反報告)
藍伊(プロフ) - まひろさん» ありがとうございます！続編の方でガッカリさせてすみません…。次回にご期待下さい！ (2018年8月23日 16時) (レス) id: a43a9b4f38 (このIDを非表示/違反報告)
まひろ(プロフ) - 夢主が可愛すぎて鼻からケチャップが。 (2018年8月23日 8時) (レス) id: 7de6681971 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：藍伊 | 作成日時：2018年6月18日 22時
