毒舌度３２１％ ページ47
「僕の……やりたいことを聞いて下さい」
一礼をし、恐らく原稿を読み上げてるであろう竹林君。多分あの原稿、学秀が用意したんじゃないかな。
「僕のいたE組は……弱い人達の集まりです」
『あ”？』
「A堪えろ!!」
あれを竹林君が考えたって言うんなら後に竹林君を殴るだけで済むが、学秀だと思ってる今、学秀を殴るだけじゃ気が済まない。思わず睨みつけたら前原に頭を押さえられる。
「学力と言う強さが無かった為に、本校舎の皆さんから差別待遇を受けています」
『それがわかってんなら差別をなくせ!! 世の中学力だけが全てじゃねえよ!!』
「あ……ッ」
竹林君の原稿に向かってそう叫ぶ。前原はこの野郎、やっちゃった……。と言いたげな絶望的な表情を浮かべている。我慢出来なかった私もだけど、止められなかった前原も悪いよねッと言う意味を込めて私は前原にニッコリと笑いかけておいた。ウザったい程の爽やかスマイルで。
「でも僕は、そんなE組がメイド喫茶の次くらいに居心地良いです」
「「「!!??」」」
『え……』
突然、あの原稿じゃ絶対に有り得ないセリフが出てきた。あれ学秀考えたとか言われたら私は一人で笑い転げます。
「……僕は嘘をついてました。強くなりたくて、認められたくて。でもE組の中で役立たずの上裏切った僕をクラスメイト達は何度も様子を見に来てくれた。先生は僕の様な容量の悪い生徒でもわかるよう、手を替え品を替え工夫して教えてくれた。家族や皆さんが認めなかった僕の事を、E組の皆は同じ目線で接してくれた」
多分、あれは竹林君の本音。大人しく見守るE組とは対照的に、呆然とステージを見るだけの本校者の生徒。何だか楽しくなってきたなぁ！
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葵(プロフ) - ルラさん» ありがとうございます！ いつ惚れてくれて構いませんよ？？？← (2018年9月7日 19時) (
レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - 兵藤さんかっこいい！ マジで好き (2018年9月7日 18時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 絢香さん» ツンデレちゃん事真姫ちゃんですね！作者の推しです← (2018年1月2日 21時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
絢香 - 夢主ちゃんとラブライブ!の推しが同じだあぁ！←で？ (2018年1月2日 18時) (レス) id: b666019ed3 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハ(プロフ) - うおおぉぉぉ三卍 °д°)卍早く読みてぇ!!葵様頑張ってくださぁあい!!ずっと待ってまぁあす!! (2017年8月10日 7時) (レス) id: f8c50b7c64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2015年11月23日 17時
