毒舌度３１１％ ページ37
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取り敢えずカルマが見つかるまで一緒にいるか？ と委員長に誘われる。いや、良いんだけど、別に嬉しいから良いんだけどね？ ……なんだろうね、この迷子感。私別に迷子じゃないし、そんなに心配される必要無いんだけどなぁ。
「……磯貝。その必要なさそうだぞ」
「え？」
ほらあそこ。と前原が指差す先にはスマホと周りを何度も見直すカルマの姿。アイツの赤髪はこんなに賑わってても目立つ。
「誰か……って言うかAだろうな」
「Aのスマホに何か入ってない？」
委員長にそう言われ、私はいつの間にか持たされていたかごバッグの中を覗く。緑のランプが点滅しまくってるスマホが目に付いた。ロック画面を開くとカルマから大量のメッセージが届いていた。
『……』
「おいコラ。何で削除してんだよ。既読位つけろ」
『つい癖で』
もう良いから行ってやれよ！ といきなり背中を押され、私は前のめりになる。転けそうになりながらも態勢を立て直そうとすると、ドンッと誰かにぶつかってしまった。
『あ……すみません』
「いえ、こちらこ……」
相手が言葉に詰まった。不思議に思って顔を上げるとキョトンと私を見下ろしているカルマと目が合った。……そっか。ぶつかったのってカルマだったんだ。私はもう一度ごめんね。と謝って彼から離れる。未だに微動たりしないカルマの腕を叩くと肩を揺らした。
「……いつの間に浴衣……？」
『え？ あぁ、殺せんせーにマッハで連れてかれて……』
「……そ」
短くそう言い背を向けたカルマ。私は顔を覗き込むように回り込んだ。満面の笑み……と言う名のニヤついた笑顔でカルマの目を見る。
『似合ってる？ 似合いすぎてて照れた？』
「何自惚れてんの。浴衣は可愛い」
『んふふーん。もっと褒めても良いのよ？』
「浴衣を？」
『浴衣を着た私をね！』
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葵(プロフ) - ルラさん» ありがとうございます！ いつ惚れてくれて構いませんよ？？？← (2018年9月7日 19時) (
レス) id: eeb8e01c6f (このIDを非表示/違反報告)
ルラ - 兵藤さんかっこいい！ マジで好き (2018年9月7日 18時) (レス) id: e6ca85b3e9 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 絢香さん» ツンデレちゃん事真姫ちゃんですね！作者の推しです← (2018年1月2日 21時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
絢香 - 夢主ちゃんとラブライブ!の推しが同じだあぁ！←で？ (2018年1月2日 18時) (レス) id: b666019ed3 (このIDを非表示/違反報告)
ナノハ(プロフ) - うおおぉぉぉ三卍 °д°)卍早く読みてぇ!!葵様頑張ってくださぁあい!!ずっと待ってまぁあす!! (2017年8月10日 7時) (レス) id: f8c50b7c64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2015年11月23日 17時
