毒舌度２３４％ ページ5
ーー…
カルマ含め、殺せんせーの「夏休みって感じで〜」ってセリフに突っ込む……なんて、アホなやりとりをしながら５階展望台に進む。
『なんか思ったよりも順調だよ――』
「しッ」
私が笑顔で振り返ると後ろから千葉君に口元を塞がれた。……え、千葉君が……？
「……A、あそこに堂々と人が立ってるの見えてたか？」
『んんッ！ ん〜ん〜!!』
離して！ と首を振ると黙ってろとカルマに頭を叩かれる。これでようやく黙れるようになる私って一体……。
黙った所を見計らって、千葉君が手を離す。
「……お、おいおい、めちゃくちゃ堂々と立ってやがる」
「……あの雰囲気」
「ああ、いい加減見分けがつくようになったわ」
「どう見ても“殺る”側の人間だ」
『あら、あんなとこに立ってたのね』
「……ちょっと、Aは黙ろうか」
相手を影からひっそり見ていると、相手が寄り掛かっていた窓ガラスがピシッ！ と音を立てて割れた。
『……駄目だ。あの人、間違いなくキチガイだ……！』
「驚くとこそこじゃ無いよね!?」
『ツッコミありがと、渚君』
「……つまらぬ」
……ん？
「足音を聞く限り…手強いと思える相手が一人も居らぬ。精鋭部隊出身の引率の教師もいるはずなのぬ……だ」
……んん？
「どうやらスモッグのガスにやられたようだぬ。半ば相討ちぬといったところか。出てこい」
相手にこっちの戦況がバレてると分かった以上、隠れる必要はなくなるわけで。私達は影から姿を現す。
「(それよりその〜……)」
「(怖くて誰も言えないけど……)」
「(なんか……その……)」
「『……ぬ、多くねおじさん？』」
「「「(((言った！ 良かった、二人がいて!!)))」」」
『なんか日本人として聞いてて違和感感じるんだよね。おっさん日本語勉強した？ あ、国語か』
「誰もそこまで言えとは言ってないよね!?」
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ユウ - 面白い！！！！！！！！！ (2017年6月28日 17時) (
レス) id: f50bbbd9e0 (このIDを非表示/違反報告)
ここ(プロフ) - 面白かったです！あと、パスコード教えてください！！ (2017年4月5日 7時) (レス) id: dbce99b8ad (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» ありがと！ 今回可愛い夢主ちゃんいたかな……？ なんで私！？ヤダ。私は愛でられるより愛でたい派 (2017年3月18日 16時) (レス) id: 014c775145 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - 訂正おめでとう！も､夢主ちゃんが可愛すぎるよ!!メデて良い?!メデて良い?!あおちゃんをメデて良い?! (2017年3月18日 16時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - いえいえ。大丈夫です( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (2016年5月22日 21時) (レス) id: c9f2761103 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/929368202894721025
作成日時：2015年11月7日 21時
