コラボ作品15 ページ39
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しばしの沈黙。
私は最早恥ずかしくて何も言えないし、何故かカルマは硬直してるしで、私達だけ時間が止まってるんじゃないか、と言う錯覚に陥る。
どうしたら良いのか分からなくなり、私は一層腕に力を込めると、A。と先程の目付きからは考えられない様な優しい声が頭上から降ってきた。
「……ごめん、俺もAの気に障ること言ったんだね」
『ち、違う！ あ、いや違わないけど!!』
ブンブンと首を振るとどっちだよ、と笑われる。……えっと……これは……仲直りし、たの……？
微妙な顔をしている私とは対照的に、カルマが思い出した様にポンポンと私の手を叩く。
「冷たっ……。そんなに緊張してんの？」
『は、殺すぞ』
「まぁ良いけど。取り敢えず離れよっか？」
『嫌だ』
羞恥心で顔を真っ赤にしてる為、カルマに見せたくないのだ。それをわかっているのかなんなのか、カルマはまだくっついていたいの？ なんてわざとらしく言って来る。私は問答無用でカルマの背中に向かって頭突きを喰らわせて、コイツから離れた。
「いった……。マジ何してくれてんの……」
『五月蝿い。もう、教室行こ。委員長達にもお騒がせしましたって謝らないと』
「え、仲直りしたの？」
『誰と誰が？』
「俺とA」
逆にしてないの？ と聞き返すと、んー……と唸った後に、パッと何か思いついた。みたいな表情をするカルマに悪寒がする。私が行こうと言い出すより一瞬早く、カルマから爆弾が投下された。
「A、キスしよ？」
『……は？』
「ほらほら、初大喧嘩記念と仲直り記念って事で」
『そんな事言ってたらほぼ毎日じゃん』
「え？ 毎日キスしたいの？ Aも案外積極的だよねぇ〜」
『……コッチ来ないで下さい』
私はススっと後ろに下がり間合いを取っておく。そしてすぐさまスタートダッシュ。教室に向かって全力で走り出した。
また何時もみたいに戻れて良かった。ちょっとは、頑張れたのかな、私。
でもそれは、私だけの力じゃなくて……きっと、あの子のお陰。
……あの子も、一歩でも進めたかな――。
＿＿＿＿Ｆｉｎ＿＿＿＿
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葵(プロフ) - 代さん» いえ、一般的に見ると可愛い方と言う設定ですが……？ただ、容姿に反して言動が残念過ぎて皆に言われてるだけです。後は皆の愛情の裏返しです。 (2018年5月8日 23時) (
レス) id: f2edeaa51a (このIDを非表示/違反報告)
代 - 質問です！夢主ちゃんは可愛くないんですか？ (2018年5月7日 9時) (レス) id: 9154055a92 (このIDを非表示/違反報告)
もえか - 218%(話)の２つ目の固まり？の｢｣のない文章のとので、もうこんんな時間か、になってますよー！ (2017年8月31日 19時) (レス) id: b7c7c94b9c (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - パスワード教えてください！ (2017年3月16日 19時) (レス) id: 55350dc2d1 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - rabbitsora4039さん» 閲覧ありがとうございます。申し訳ございませんが、パー7以降はまだ訂正中で公開出来ません。訂正が終わり次第公開致しますので、少々お待ち下さい。 (2017年3月12日 1時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1087256584701370370?s=19...
作成日時：2015年10月31日 21時
