毒舌度２２７％ ページ22
ーー…
『よっしゃ、一番乗り〜』
「っハァ……。A速すぎ……」
「猿だもんね、流石A」
『カルマ、ひなたちゃんに謝れ』
「A、ドロップキックするから動かないでね」
『何故!?』
崖を登りきったところで、私とひなたちゃん、それからカルマは一息着き、そんな会話をしていた。私達に続き、次々辿り着くクラスメイト。
何故私達が崖登りをしていたのか、と言うと犯人に指定されたホテルに忍び込む為。そう、殺せんせーの言った良い方法。とは奇襲して治療薬を奪い取る事だった。
勿論、最初烏間先生は否定したし、少々躊躇った生徒だっていた。でも他に妙案は無かったし、殺せんせーと烏間先生の指揮、それに律の情報もあった。オマケに私達は普段から烏間先生の訓練で鍛えられてる。ぶっちゃけ、絶対に無理って話ではなかったのだ。
そうと決まったら話は早く、警備が手薄な崖を登り、裏口から潜入しようって事になった。
『にしても……烏間先生凄いよね……』
「ホントにね。Aも鍛えれば出来る様になるんじゃない？ 体太いし」
『今のは筋肉があるって事だよね？ そうだと信じてる』
いや……と何か言いかけたカルマの足を踏み抜き、再び烏間先生に視線を向ける。
丁度烏間先生はイリーナ先生をおぶったまま崖を登りきったところだった。あー、動けない殺せんせーなんかよりもずっと頼りになるわ。
全員が崖を登りきったところで、監視カメラに映らぬよう木陰に隠れる。すると各々のスマホにて律が反応。
「この扉の電子ロックは私の命令で開けられます。又、監視カメラも私達が映らない様に細工できます」
律がパチンと指を鳴らすと電子ロックが音を立てた。どうやらこれで入れる様になったらしい。
何となく私もその場で指を鳴らして見るが……。
『……ノーリアクション……か』
「当たり前でしょ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵(プロフ) - 代さん» いえ、一般的に見ると可愛い方と言う設定ですが……？ただ、容姿に反して言動が残念過ぎて皆に言われてるだけです。後は皆の愛情の裏返しです。 (2018年5月8日 23時) (
レス) id: f2edeaa51a (このIDを非表示/違反報告)
代 - 質問です！夢主ちゃんは可愛くないんですか？ (2018年5月7日 9時) (レス) id: 9154055a92 (このIDを非表示/違反報告)
もえか - 218%(話)の２つ目の固まり？の｢｣のない文章のとので、もうこんんな時間か、になってますよー！ (2017年8月31日 19時) (レス) id: b7c7c94b9c (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - パスワード教えてください！ (2017年3月16日 19時) (レス) id: 55350dc2d1 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - rabbitsora4039さん» 閲覧ありがとうございます。申し訳ございませんが、パー7以降はまだ訂正中で公開出来ません。訂正が終わり次第公開致しますので、少々お待ち下さい。 (2017年3月12日 1時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1087256584701370370?s=19...
作成日時：2015年10月31日 21時
