毒舌度２２５％ ページ20
・
皆が押し黙ったところで、烏間さん！ と女の人が駆け寄ってきた。確か、防衛省の園川さん……だっけ。
「案の定ダメです。政府としてあのホテルに宿泊者を問い合せてもプライバシーを繰り返す……ばかりで」
「やはりか……」
そう呟く烏間先生にやはり？ と球体殺せんせーが聞き返すと、烏間先生が知人から聞いた話だ、と説明してくれた。
マークされてるとか、マフィア勢力とか、財界人がどうとか……長々と説明されるが、要するに裏社会の危ない人が沢山いるホテルって事だ。よくそんなところに夏期講習とか開いたよね。アホか、あの理事長。
「ふーん。そんなホテルがこっちに味方するわけないね」
『やっぱり私が行くしか――』
私の言葉を遮る様に、カルマに馬鹿。と頭をごつかれる。
「それが嫌だって言ってるの。マジ単細胞」
『……皆の命が掛かってるのに黙ってろって言うの……!?』
「そうは言ってないでしょ」
『じゃあ私が行くしかないじゃん!!』
「だから俺はそれを見過ごせないって言ってるの!!」
私よりも大切なモノがあるでしょ!? と叫ぼうとしていたら、A！ と後ろから抱き竦められる。大分興奮していたのか、私の肩が荒々しく上下していた。
「……落ち着け、二人共。ここで喧嘩したって何も解決しないだろ」
『……ごめん、委員長』
「……そうだね。どうするか考えなきゃって事だもんね……」
私達が収まったのを見て、委員長が離れる。て言うかちょっと待って。今さっきまでかなり美味しい状況に居たんじゃないの!? え!? 私は馬鹿なの!? 何も堪能してないんですけど!!!!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 346人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵(プロフ) - 代さん» いえ、一般的に見ると可愛い方と言う設定ですが……？ただ、容姿に反して言動が残念過ぎて皆に言われてるだけです。後は皆の愛情の裏返しです。 (2018年5月8日 23時) (
レス) id: f2edeaa51a (このIDを非表示/違反報告)
代 - 質問です！夢主ちゃんは可愛くないんですか？ (2018年5月7日 9時) (レス) id: 9154055a92 (このIDを非表示/違反報告)
もえか - 218%(話)の２つ目の固まり？の｢｣のない文章のとので、もうこんんな時間か、になってますよー！ (2017年8月31日 19時) (レス) id: b7c7c94b9c (このIDを非表示/違反報告)
リコ(プロフ) - パスワード教えてください！ (2017年3月16日 19時) (レス) id: 55350dc2d1 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - rabbitsora4039さん» 閲覧ありがとうございます。申し訳ございませんが、パー7以降はまだ訂正中で公開出来ません。訂正が終わり次第公開致しますので、少々お待ち下さい。 (2017年3月12日 1時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：葵
| 作者ホームページ：https://twitter.com/uranai_aoi/status/1087256584701370370?s=19...
作成日時：2015年10月31日 21時
