毒舌度１７６％ ページ7
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『……なに、どーしたの……』
普通に立っているのも辛いのか、壁に寄りかかり、呂律が回らない口調で俺を見つめてる。どうやって入ってきたのか、よりも先に聞く辺り相当頭が回ってないらしい。
「別に。良いから寝てなよ」
『んー……』
俺に曖昧な返事をし、ゆっくりとAが歩き始めるが……その足取りがあまりにもたどたどしくて、俺は思わずAを止める。
「無理させたね。ちょっと触るよ」
Aの返事を待たずして、俺は勝手にAを抱き上げた。その際にAの熱い吐息が首筋に掛かり、ちょっとドキドキするが……今はそんな事言ってる場合じゃないと自分に言い聞かせ、Aの部屋まで運ぶ事に。
『……ごめ、ん……』
「悪いと思うならちょっと今は喋らないで、ホントに」
何時もは聞けない様な言葉に感謝するが、それよりも俺の理性が崩壊して押し倒しかねないのが本当に怖い。今ならやりかねない。
内心理性と格闘しながらもAの部屋に到着し、そっとベッドに下ろす。
「A、何か食べた？」
『んー……っとね……寝てた……』
若干論点がズレてる気がするが、完璧に熱があることは理解した。返事がアホすぎる。
「熱何度？」
『測ってない……』
「体温計どこ？」
『下の……包帯とか湿布とか入ってる……』
「ちょっと待っててね」
Aに布団を掛け直し、俺は下に降りた。何度かお邪魔している為、医療品等の場所は把握している。Aドジだから怪我しやすいし。
程なくして体温計、ついでに冷えピタなんかも見つけ、俺は再びAの部屋に向かった。
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葵(プロフ) - 立花 花泣さん» コメントありがとうございます！わざわざ一気読みとは……！ そう言って貰え嬉しく思います！次も早めに効果出来るように頑張ります！！ (2017年2月21日 18時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
立花 花泣 - すっごくすっごくおもしろいです！part5まで一気読みしてしまいましたｗカルマくんと夢主ちゃんのやりとりも大好きです！part6の修正が終わるも楽しみに待っています、これからもがんばって下さい！ (2017年2月21日 17時) (レス) id: a10039e702 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 音色さん» 閲覧、感想ありがとうございます！そう言って貰えて光栄です。part6以降ですが、只今訂正中の為公開が出来ません。なるべく急ぎますので、お待ち頂けると幸いです。説明不足で申し訳ございません。 (2017年1月30日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
音色 - 最近いっきよみしてますっ！とっても面白いでっす！ところでお願いがあるんですけどpart6のパスワードって何か教えてくれませんか？すみません。お願いします！ (2017年1月30日 16時) (レス) id: 1114661b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» ありがとう！前原はイケメンなんだよ、多分きっと(( (2017年1月29日 23時) (レス) id: 014c775145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2015年10月26日 18時
