毒舌度１８３％ ページ14
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マジ女子力ってどうやって身に付けるの。なんて事を真面目に考えてるAに、Aには一生掛かっても無理だよ。と鼻で笑い、俺はお粥を一口分掬った。
何か反論しようと口を開いたAは俺の行動で停止する。
「A、あーん」
『……は？』
俺はそれに構わずAの顎を持ち、蓮華で下唇をつつくと、Aの表情筋が一瞬にして固まった。真顔になりながらもAはスっと体を後ろに下げる。
「何処行くのー？」
『……いや、え？ うん、食べたいんだけど……』
「食べたら？」
『いや、え？』
思いっきり混乱しているAを無視し、俺は笑顔でお粥を押し付ける。
『……え？』
「ねーぇー。食べないと冷めるよー？」
『た、食べたいけど……』
「じゃあ、はい」
半開きになっていた口に蓮華を突っ込む。熱ッ！ と言いながらも両手で口元を覆い、なんとか飲み込んだらしい。
何か言おうとしていたAを笑顔で押し切る。
「美味しい？」
『え、うん、美味しいけど……え？』
「ふーん。じゃあもっと食べさせてあげるから口開けて？」
『可笑しくない!?』
脳内処理が追いついたのか、Aは俺の手を掴むが、可笑しくない。と首を振っておく。
「看病って言ったらこれ定番じゃん」
『知らんわ。取り敢えずやめろ』
「良いから良いから。あ、熱いんだっけ？ 冷ます？」
緩んだ口元を隠す気もなく、俺は再び一口分盛った蓮華でAの唇をつつく。嫌だ嫌だ。と首を振るA。
「そんなに暴れたら食べさせにくいじゃん。口移しにする？」
『自分で食べたいんですけど!?』
「我が儘言わないでよ」
『私は悪くねぇ！』
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葵(プロフ) - 立花 花泣さん» コメントありがとうございます！わざわざ一気読みとは……！ そう言って貰え嬉しく思います！次も早めに効果出来るように頑張ります！！ (2017年2月21日 18時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
立花 花泣 - すっごくすっごくおもしろいです！part5まで一気読みしてしまいましたｗカルマくんと夢主ちゃんのやりとりも大好きです！part6の修正が終わるも楽しみに待っています、これからもがんばって下さい！ (2017年2月21日 17時) (レス) id: a10039e702 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 音色さん» 閲覧、感想ありがとうございます！そう言って貰えて光栄です。part6以降ですが、只今訂正中の為公開が出来ません。なるべく急ぎますので、お待ち頂けると幸いです。説明不足で申し訳ございません。 (2017年1月30日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
音色 - 最近いっきよみしてますっ！とっても面白いでっす！ところでお願いがあるんですけどpart6のパスワードって何か教えてくれませんか？すみません。お願いします！ (2017年1月30日 16時) (レス) id: 1114661b39 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - サヤさん» ありがとう！前原はイケメンなんだよ、多分きっと(( (2017年1月29日 23時) (レス) id: 014c775145 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2015年10月26日 18時
