毒舌度１１８％ ページ35
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「Aはどんなのがご所望で?」
『んー…私に似合いそうなの!!』
「難しいとこ突いてきたな。まぁいいや。腕出して」
私は自分の袖をもう何回か捲ろうとしたところで、教室の一角に気付く。
『………何してんの、殺せんせー』
教卓の所で、殺せんせーは震えながら沢山の分厚い本を必死に読んでいた。
『………何故若者は非行に走るのか…グレる少年とグレない少年の………ホント何これ?』
手近にあった本を取り題名を読み上げる。
………非行?
「良かった…先生てっきりうちのクラスから非行に走る生徒が出たのかと…」
「相変わらずそういうとこチキンだよね」
『ダッサい先生だな…』
カエデちゃんの言葉に同意し、これペイントだから楽しそうじゃん。と捕捉する。
「よかったら殺せんせーにも描いてやろうか?まだ塗料残ってんだ」
「ニュや!!いいんですか!?」
先程の焦りっぷりはどこへやら、菅谷の言葉を聞き目の色を変える殺せんせー。
『菅谷くぅん!?私が先約じゃなかったのかい!?』
「落ち着けって。次に描いてやるからよ」
『ホント!?』
「あぁ」
私が眉を釣り上げ抗議すると、あっさりなだめられる。
まぁ描いてくれるって言うから良いけど!!ちょっと位待ってあげますけど!!!
「へ〜…溶けたチョコで描くみたいなやり方なんだ」
莉桜ちゃんのその言葉を聞き、私は菅谷の手付きを確認する。
………あ、それ器用な人にしか出来ないやつ。
「じゃあAには一生無理だね」
『やだ、シンクロ〜……じゃなくて!!確かに無理だけど!!一生は言い過ぎじゃないでしょうか!!!』
私の思っていた事をサラッと口に出される………しかもそれがカルマって本気で腹立つ。
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葵(プロフ) - 霞折さん» わー、ありがとうございます！！返信遅くなって申し訳ない！！イラストは有り難く拝ませｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ 載せさせて頂きますね！！ (2017年7月6日 7時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kyuusann2/ 描かせていただきました！ (2017年7月4日 14時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 霞折さん» 素敵な感想ありがとうございます！わざわざイラストまで恐縮です……！(歓喜) まだまだ続いているので読むのも大変かと思いますが……これからも今作品共々よろしくお願いします！ (2017年7月2日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - ちょくちょく入る官能的なシーンがもう最高です…ちょっと時間がある時に主人公ちゃん描きたいと思います好き……最高の作品をありがとうございます！ (2017年7月2日 15時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - あ、ごめん。名前ミスりました！ (2016年12月31日 22時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2015年10月16日 18時
