毒舌度１０８％ ページ25
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私が不満そうな顔をしているとパシッと背中を叩かれる。
『痛っ』
「………何でAが不満そうな顔してんの?」
私は頬を膨らませながら叩いてきた本人………カルマを睨む。
『皆が渚の魅力に気付きつつあるから』
「え?」
『もーう。渚ばっかりモテたら焼いちゃうよー』
「………馬鹿なの?」
『え?』
カルマが可哀想な者を見る目で私を見下ろす。
首を傾げると説明させる気?と怒られる始末。
怒られても良いから知りたくて、私はカルマに声をかけようとすると、再び生徒会のアナウンス。
「い、今入った情報によりますと…野球部顧問の寺井先生は試合前から重病で…野球部員も先生が心配で野球どころじゃなかったそうで…。
それを見かねた理事長先生が急遽指揮を取られるそうです!!」
そんなアナウンスを聞き、私は野球部のベンチを見る。
『ぅっわ……』
放送通り、野球部のベンチには理事長が居座ってる。セコい。
一瞬文句を言いに行こうか迷うが、私が女子だとバラされるリスクもあると思い断念。
試合再開のホイッスルで、前原がバッターボックスに行く。
私?勿論ベンチに座ってカルマのゲーム覗き込んでますが。
『……そういやカルマ』
「んー?」
『さっきの続き。何でわた…俺が馬鹿なの?』
「鈍いから」
『はい?』
カルマはゲームの画面から目を逸らさずに告げる。
それだけで伝わるほど賢くは無いんですけど。
『鈍くないよ?人の好意には気付く方だよ?』
「どの口が物を言うか」
っはと鼻で笑われ、私はカルマの腕を叩く。
見事コントロールがズレたらしく、あッと叫ぶカルマ。
「何してくれんの。負けたじゃん」
『え?聞こえないなー』
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葵(プロフ) - 霞折さん» わー、ありがとうございます！！返信遅くなって申し訳ない！！イラストは有り難く拝ませｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ 載せさせて頂きますね！！ (2017年7月6日 7時) (
レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - http://uranai.nosv.org/u.php/novel/kyuusann2/ 描かせていただきました！ (2017年7月4日 14時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 霞折さん» 素敵な感想ありがとうございます！わざわざイラストまで恐縮です……！(歓喜) まだまだ続いているので読むのも大変かと思いますが……これからも今作品共々よろしくお願いします！ (2017年7月2日 20時) (レス) id: 32c38c1366 (このIDを非表示/違反報告)
霞折(プロフ) - ちょくちょく入る官能的なシーンがもう最高です…ちょっと時間がある時に主人公ちゃん描きたいと思います好き……最高の作品をありがとうございます！ (2017年7月2日 15時) (レス) id: 05e6506d61 (このIDを非表示/違反報告)
サヤ - あ、ごめん。名前ミスりました！ (2016年12月31日 22時) (レス) id: fd9cf3b3b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2015年10月16日 18時
